|
カテゴリ:カテゴリ未分類
冠婚葬祭には欠かせないふくさの使い方をご紹介したいと思います。
ここでは代表的なものとして台付きふくさを取り上げたいと思います。 台付きふくさというのは、儀式的に使われていたお盆(広蓋)とそれを包んでいたものが合わさり、簡略化されたものです。 お盆でなく板を使うことにより、板の裏表を使い分けて慶弔の表現ができるようになりました。 お祝いの場合には 板の赤いほうを上にして、ふくさの爪を右にします。 左、上、下、右の順でたたんでいきます。 弔事の場合には 板の地味(主にグレーとかくすんだ緑色)な方の面を上にして、ふくさの爪は左側にします。 そして、右、上、下、左の順序でたたんでいきます。 慶弔いずれの場合にもお渡しする相手の前で180°向きを変えて(中の熨斗袋が相手側のほうを向くように)ふくさごと渡します。 というのが正しいとされていますが、今日ではほとんどの方がふくさから出してお渡しされているように思います。 受付の混み具合などでどうされるのかはその場で判断され、なにか一言を添えてお渡しされるのがよいと思います。 私の経験で言いますと、結婚式の場合には受付のまえでふくさを解き、熨斗袋を相手のほうに向けてお渡ししています。仏事の場合には混雑していることが多いので、列に並んだ時点でふくさを解き熨斗袋のみ手に持ち受付で渡しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.05.02 14:57:26
コメント(0) | コメントを書く |