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カテゴリ:テレビ鑑賞?
「グレーゾーン金利撤廃がもたらすもの」、として現在の消費者金融会社、多重債務者予備軍、ネオヤミ金、ヤミ金による新たな手口(レンタル金融)などが取り上げられていました。 現在の利息制限法(民事法)と出資法(刑事法)の間には、金利について約10パーセントの差がついています。なんで同じにしなかったのか、それは国会議員の先生たちに聞いてみないとわかりませんが、(大人の事情なんですかね)この利息が上限が20パーセントとなり、総量規制(他者から借り入れて、返すのを防ぐため)がかけられる改正が2年後におこなわれます。 この2年後の改正をにらみ、優良な顧客獲得のために融資の際の審査基準を厳しくする消費者金融会社が増えており、今まで融資を受けることができていた人たちが、お金を借りられなくなっているのだそうです。 今までは、希望者7割の人にお金を貸していたのが、3割にしか貸さなくなっているそうですが・・そんなに簡単にお金を借りられる方がおかしな世の中なんですよね。自分の労働の対価として得るからありがたみがあるお金であって、無人のキャッシュコーナーからお金を借りるという世の中がおかしかったのだと思います。 始まりは、急にお金が必要になって、ちょっと借りる、という人のためにだったのかもしれませんが、一度簡単にお金を手に入れられることを覚えたら、使うときにだって躊躇なんてしません。足りなくなったら、また借りたらいいと思うようになるまで、あっという間です。 日本人は、お金の使い方を知らないので仕方ないのかもしれませんが、生きていくのに大切なことなんだから、家庭で教えられないのであれば、お金というものについて、義務教育の中で教えるべきです。 誰かが何とかしてくれるというのは、これからの日本では望めないことだと思います。 5社以上の消費者金融から借り入れをしている多重債務者は、全国に230万人もいるそうですから。盛岡市のように行政がもう少し市民の立場に立ったケアを目指していくようになるといいんですよね。財政難だと難しいのかもしれないですが・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月07日 00時15分03秒
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