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鬼龍院花子の生涯(DVD) ◆20%OFF! 鬼龍院花子の生涯 宮尾登美子原作の同名小説を、五社英雄の監督で映画化。数あるこのゴールデンコンビの作品の中でも、屈指の傑作。一世を風靡した「なめたらいかんぜよ」の啖呵も勇ましい、夏目雅子の美しさと圧倒的な存在感が素晴らしい。鬼政を演じる仲代達也をはじめ、岩下志麻、夏八木勲などその他のキャスティングも豪華である。また、松恵の少女時代を演じる仙道敦子の演技も必見だ。 時は大正四年。鬼政こと鬼龍院政五郎は、飛行機や相撲の興行、労働争議の調停などで男をうる土佐の侠客だった。松恵はその鬼政の養女として花子とともに育つ。大人になった松恵は、任侠の世界から遠ざかるように教師となり結婚するが、実家の抗争に巻き込まれ、夫を失ってしまう。やがて、鬼政一家に世の大きな波が襲いかかり…。 テレビ朝日で6月に放映された観月ありさ主演の「鬼龍院花子の生涯」を見ました。↑の映画とは話の内容が微妙に違っていました。 キャスト 林田松恵(鬼龍院松恵)…観月ありさ 土佐の侠客・鬼龍院政五郎の養女。政五郎には“おまけの子”として扱われ、義母・歌には厳しく当たられる。花子の誕生により、ますます隅に追いやられるが、政五郎の子分たちからは小さい頃より慕われてきた。 政五郎の猛反対にあいながらも、己を貫き、教師の道に進んだ。そして、運命の相手・田辺恭介と出会って恋心を抱くが…。鬼龍院の家に嫌悪を抱いていたにもかかわらず、次第に政五郎との間に本当の親子以上の感情が芽生えていく。 田辺恭介…岡田浩暉 松恵の初恋の相手。同じく小学校教師だったが、松恵と出会って人生を語ることで、実家の家業を継ぐべく医師への道を目指すことを決意。同時に2人は恋に落ち、長い間、文通でお互いの気持ちを確認しあう。ある日、松恵との結婚の許しを乞うため政五郎と対面するが、その直後、悲劇に見舞われ…!? 林田花子(鬼龍院花子)…宮本真希 鬼龍院政五郎とその愛人・つるとの間に生まれた娘。わがまま三昧に育ち、政五郎の子分たちも手を焼く少女。松恵を姉と思ったことはなく、いつも無視している。歌舞伎役者に騙されて恋に落ちるが、その恋が一家を破滅に導いてしまう。 つる…芳本美代子 政五郎の愛人で、花子の母。口数も少なく、暗い印象の女。しかし女の意地で花子を生み、政五郎の後添えになれたことを誇りに思っている。 笑若…高橋由美子 政五郎のもうひとりの愛人。陽気でよくしゃべる女。鬼龍院の家を追い出された後も、人気者の女郎としてたくましく生きていく。 兼松…今井雅之 鬼龍院政五郎の一の子分。政五郎のすぐキレる性格に手を焼きながらも、政五郎の男気に惚れており、何があっても鬼龍院を守り通す気概に燃えている。 一方で、幼い頃もらわれてきた松恵に対して実の叔父のような感情を抱き、何かと面倒を見てきた。 荒磯…名高達男 鬼龍院一家に敵対する極道・荒磯一家の親分。政五郎のような昔気質の侠客はもう古いとばかりに、大阪の勢力と組んで組織の拡大を目論んでいる。 政五郎の弱点が花子であることを見抜き、花子を利用して鬼龍院をかく乱し、崩壊しようと企む。 須田保次郎…夏八木 勲 高知の黒幕。政五郎の後ろ盾として何かと面倒を見ているが、次期の貴族院選挙への立候補を決意。争いを避けるよう、政五郎に言い含める。 松恵の女としての器量に惚れ、自分のものにしようと画策する。 林田 歌(鬼龍院歌)…多岐川裕美 政五郎の正妻。 自分は、鬼龍院の家を守るためだけに存在しているという思いの中で生きており、誰にも笑顔を見せることがない。松恵に対してもひたすら厳しく接するが、腸チフスに倒れた際、看病に当たった松恵に初めて自分の本心を明かす。 鬼龍院政五郎(林田恒吉)…高橋英樹 鬼龍院一家を一代で築きあげた土佐の侠客。曲がったことが大嫌いで、侠客とは民衆の側に立つものだという信念を持つ。 しかし若い頃からのすぐキレやすい性格は歳を重ねても変わらず、事あるごとに大暴れする。 女は、男に尽くすものと思っている。しかし、年を取ってから生まれた娘の花子のことは溺愛し、花子にだけは怒ることができない。松恵のことはずっと“おまけの子”として扱ってきたが、鬼龍院一家が危機に陥ったことで初めて松恵の存在を見直し、父としての愛情を感じるようになっていく。 夏目雅子さんの「なめたらいかんぜよ」があまりに有名ですが、残念ながら、本ドラマの観月ありさではあんなに迫力はありませんでした。下手じゃあないんだけど。 高橋英樹さん演じる政五郎が、最初は嫌な奴だったのに最後はいい役に思えてしまって、存在感がありましたね・・最後の単独での討ち入りは、桃太郎侍に見えてしまいましたけど。 原作を読んだことがないんですが、一度は読んでみようと思います。 政五郎のモデルは鬼頭良之助こと森田良吉だそうです。山口組初代組長の兄弟分だったらしいですが・・ 「故阪本龍馬先生彰勲碑」建設の世話人などもしていたようです。航空ショーなどの興行師もしていたそうなので、今の覚せい剤を売りさばいているようなヤクザではなかったのかもしれませんが・・。普通の人は近づかないかな。
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最終更新日
2010年07月21日 22時19分53秒
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