テーマ:自己啓発すすめ(817)
カテゴリ:カテゴリ未分類
鳩山さんや管さん達が大好きな言葉に「ゼロベース」という考え方があります。
既成の概念や枠にとらわれずに、白紙状態でイチではなくゼロから考え直すということです。 原子力発電を継続するのか、廃止するのか…という考え方ではなく、そもそも日本にはどのような選択肢があり、最適な割合は何なのか、環境問題や発電コストなどのマイナス面は何なのか、竹島や尖閣諸島など領土問題とも深く関わる海底資源の有効利用は可能なのかetc…といった問題を総合的に考え直してみましょう! 原子力推進派の人々は「廃炉派は原子力の安全コストについて無知な馬鹿達だ」と罵り、反原発派の人々は「原子力推進派の奴らは福島の現状を理解していない」と相手を馬鹿にする…。 こんなことでは感情的になりすぎて、建設的な議論が出来るわけありません。もっと広い視野で、あらゆる意見を参考にしながら基本計画を練り直すというのがゼロベースの概念です。 また、具体的な骨子を組み立てていく中で、フレームワークの中でも超有名なMECEを活用しましょう! モレなくダブリなく様々な視点から現象を把握していく。MECEは事象を細分化するのに役立ちますが、解決策まで導き出すにはロジックツリーを使いましょう。 MECEのように問題を細分化することにより問題点をシンプルな形に炙り出します。 「日本にはどのようなエネルギー政策が必要か?」といった大きなテーマに対していきなり答えを導き出すのは難しいですが、主要な課題をMECEにより個別課題に階層化・細分化します。個別課題ごとに解決策を考えるのは、それほど難しくありません。 個々の解決策にこだわり過ぎるとバランスを欠いてしまうので、総合的な視点を常に意識しながらメインテーマに対する解決策を導き出します。 それを実行・結果を検証することにより、さらなる改善策を見出せるようになるのです。 実行結果の検証には「仮説思考」を用いましょう。 その時点でベスト思われる結論に基づいて行動した場合、どのようなメリット・デメリットが想定されるか、あるいは実際にどのような結果が現れたか。ある仮説に基づいて行動した際、どのような現象が表出するかをロジックツリー化し、どの仮説がベストなのかを検討するのです。 大きなテーマについて考える時は、課題を細分化して、個々の課題を一つ一つ解決していくということが地道ですけど確かな道なのです。 Ciao! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.06.17 23:47:28
コメント(0) | コメントを書く |