テーマ:自己啓発すすめ(817)
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あまりにもスケールの大きな事象に遭遇すると、すんなりと解決したり回避することは出来ない。それが今回の震災のように不快なものである時は、とりあえず受け入れる。どうすれば好転できるかを一生懸命考えよう。
通常、悩みの大半は判断のための知識が十分でないのに、あえて判断を下そうとすることから生じる。やみくもに動いてみても無駄に時間とお金とエネルギーを浪費するだけで解決には結びつかない。 1.問題点は何か 2.その原因は何か 3.考えられる解決策を検討 4.解決策の中の最適なものを選択 5.実行。 十分な情報を入手してとりあえず現状分析。全てはそこから始まる。自分にはどのような選択可能なoptionが用意されているのか、選択すべき行動は何なのかを考えよう。その時MECEやロジックツリー的な分析が有効となる。 実行したなら、必ずその結果を検証し、よりbetterな解決策・状態に繋がるように1.~5.を繰り返す。 そもそも、この混沌とした時代において悩みのない人間なんていない。カンサンジュンさんの『悩む力』を読むまでもない。ただ、いちいち悩んでいたら鬱状態や引き篭もりになってしまうので、あえて楽観的に振舞うことで自己防衛しよう。 「今日だけは愛想良くしよう」「今日だけは身体に気をつけよう」「今日だけは…」ととりえあず目の前のある問題をやり過ごす。それも一つの対処法なのである。 中村天風さんも仰っています。「人生は、自分自身の思考が作り出すものなのだからポジティブでいよう!」何事も解釈次第なのであれば、自分にとって都合の良いように、よい面に注目して解釈してしまいましょう。人生バラ色な人というのは、おそらく病的にポジティブな人なのだと思います。 それでも、今回の震災のようにポジティブな面をなかなか見出せない時は、祈ろう。 宗教心のある人は神に祈って下さい。そうでない人は何でも良いから目を閉じて深呼吸しながら安らかな気持ちで祈ろう。 すると、今自分が直面している問題から一歩引いて、あるいは自分自身を俯瞰して見ることが出来る。違う視点で自分自身を見つめなおすことが出来るのである。 「祈る」とは、神などにマジック的な解決を求めることではなく、客観的に自分自身を見つめなおし、外側からの視点で問題を洗い出して解決へと導く、古来から人間に備わった知性なのである。 Ciao! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.06.18 19:41:56
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