カテゴリ:読書ノート
片付け本を読んでみた。でも、特に目新しいことは書いてない。というより、何でこんなこともしらないの?と、思う。つまり、ここに書いてあることは、既に私は知っていて、実践してるのだ。じゃあどうして、知っているかというと、結婚した時家事の本や、家の管理の本を何冊か読んだその中に既に書いてあったからだ。既にその手の本に書いてあるのに、何でいまさらなのか。今は、情報化社会とかいわれて、情報、情報といわれるわりに、実際には、その情報を自分の中に取り入れて活用していないのだと、思う。 わたしは、自分がその本を読んで、整理整頓収納の基本は一応覚えた。それでそれは、生活の中で、ある程度活用してきた。本を読んで情報を入手してという行為は忘れてしまったけれど、読んだ情報と、知識は、チャンと覚えていて、意識的にか、無意識的にかで、チャンと活用してきていたのだと、思う。 いくら情報と接触する方法ほいろいろ考えても、それをきちんと理解して自分の中に取り入れて活用できなければ、何の意味もないだうと、思う。 著者が一人暮らしなのに、何でこんなに散らかせるのか。片付ける、暮らしの基本自体が今はしつけられていないのだろう。私の親もそのあたりは、ぜんぜんしつけてくれていない。それでもわたしは、疑問点は全部本で情報収集して、解決するという習性だけはあるので、いろんな事態にであっても、全部そうしてクリアしてるわけだけど。もちろん、クリアできないこともあるんだけど。 情報化社会といいながら、情報をどう取り入れるのかは、あんまり、理解されていない。それが今の時代なのかも。ということは、情報化時代はまだまだ発展途上なんだ。 片づけが雑誌などで特集されている場合には、それは一つの、話のネタであり、ファッションでしかない。著者はそういう雑誌などの表面的な情報だけで、片づけをしようとしてなんども、失敗している。一冊の本として、書かれている場合、かなり論理的にプロフェショナるに書いてあるけれど、雑誌やテレビのワイドショーの場合は、表面的で浅い。それをみたイメージで形だけでやると、片付けは浸透しない。 まず、収納家具を買って、そこに入れれば片付くという幻想。それで、収納家具を買っても片付かないという現実。 主婦であれば、まず、こんなにどんどんものは買えないので、そのあたりが先ず根底で違うのだけれど。 まず、ものを不用意に買いすぎる。 それから、片付けには、時間がかなり必要だということの認識が無い。家のメンテナンスというのは、かなり時間がいるものだ。だからこそ、この国には、専業主婦という人たちがいるのだし、主婦という言葉があるのだろう。 片付けるには、 収納家具を買っただけでは片付かない。 片付けには時間が要る。 気力がいる。 頭を使う必要がある。 方法論を理解して工夫する必要がある。 良く使うものは、すぐ手の届くところに。 あまり使わないものは、高いところや奥の方にしまう。 物を増やさない。 そもそもそういうことを理解すること自体にかなりの時間が必要だってことだ。 ちなみに、こんなこと書いてるからには、私の家はさぞや整理されてきれいかと、言うと、そんなにきれいじゃないです。 適度にものは、散らかっています。それは、家の中が見た目きれいであることが大事なんじゃなくても、住んでる人間が快適かどうかが大事なことだから。それと、家族四人で住んでいれば、私の意識とは別に、家族がちらかしてくれるので、そのあたりはもどうにもならん。 ちなみにこの人、 前作であるこの本で話題になってるわけですが、 こんな本も だしてるんですね。 あれ?なんなの?だ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[読書ノート] カテゴリの最新記事
|
|