カテゴリ:たわいない話
夕べの『第28回全国高等学校クイズ選手権』は、おもしろかった。日本の超有名難関高校がめじろおし。いつもは、体力勝負とか、運勝負でふりわけられちゃうのに、今年は知能、知識クイズオンリーの戦いなので、当然有名進学校が残っている。 そのなかでも、灘高校の子が一人、なかなかのハンサムで、すっごーくかわいかった。顔もよかったけど、そのキャラクターが持っているよさというか、ちっょとしたしぐさとかが、すごくいいのだ。なんかほんとに育ちのよさがにじみ出ている感じ。普通に町をあるいていたら、絶対灘高の生徒なんて信じてもらえないのではないのかなと。 あんな子のおかあさんは、どんな人なんだろう。どんな育て方をすると、ああいう全人的な子が育つのだろう。彼に悩みとか、あるんだろうか。聞いてみたいよう。そして、うちの子育ての参考にしたい。 「開成と灘。どっちが日本一の高校だと思いますか。」という問に一瞬とまどって、「えーっと、………灘です!」と、答えるところがすごーとかわいくて、娘と二人で、盛り上がっていた。テレビ局もかれのアップをいっぱい入れていたような。 この質問に対して、どんな答が要求されているのか、この場合どんな答がベストなのか、を一瞬で考えて、ぱっと、答えるあたりの空気をよめる能力とか、思考力の抜群の鋭さとかを感じた。 社会の第一線で活躍するには、ペーパーだけじゃなくて、こういう瞬時の判断力がものを言うのだろうな。 ほとんど難関校ばかりで、とくに、灘、開成、早稲田、慶應、東海あたりがみどころみたいに、そのあたりの部分ばかりが放映されていたので、他の学校の印象がみおわってみると、ぜんぜんなくて、他の学校もがんばっていたのだろうになあと、ちっょと複雑。 進学校とか、頭のいい子っていうと、一般には、勉強ばかりできて、性格悪そうとか、勉強以外なんにもできないとか、そんなイメージがあるけど、でも、いろんな日本中の高校生たちが、こんなに真摯に一生懸命学ぶことに向かい合っているんだよという、そういう部分が伝わってきて、よかった。 自分の知性を磨くことにこんなに懸命な少年たちが日本にはこんなにいて、日々がんばっていて、その姿をこんなふうにダイレクトにみられる番組もめずらしいです。学ぶことに真摯であることが、素敵でさわやかで感動的なものなんだと。 いつもの知識量だけのクイズじゃなくて、数学力思考力まで問われるクイズ番組はめずらしかったので、どの問題もむちゃくちゃむずかしくて、東大の教授とか、ピーターフランクルさんとかまで出てきて、ほんとーにおもしろかった♪ 答える側も、問題を全部聞くまでに、答えていて、その答が、どうして、問題文ここまでしかきいてないのに、わかるの? というところが、もーすごすぎ!「たまごの粒が」というだけで、答が「キャビア」って、すごすきだよーーーー。 番組ホームページで、出されたクイズとか、アップしてほしいですねーーーーーー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[たわいない話] カテゴリの最新記事
|
|