テーマ:社会のあり方を考える(116)
カテゴリ:社会系エッセイ
わかっていると思っていたいろんな言葉が、
子供たちに聞かれてみると意外と説明できなくて、 パソコンで検索して、調べなおしてみると、 こんな意味だったのかと、改めて知って、驚くことが結構ある。 「わざわざ」って、いつ使う言葉だ? 『わざわざありがとう』って言ったら、 感謝の気持ちで言ってるようでも、 なんだかかえって失礼なような。 微妙な意味合いの言葉だよね。 調べてみると、 ・ありがた迷惑という意味と ・そこまでしてくれなくても良かったのにと言う意味と ・本来はそこまでおねがいできないのにすみません なのだそうです。 なんか、日本人て、ひとにいろいろやってもらうと、なんだか、悪い申し訳ないって思ってしまうところがあるかも。 こんな意味あいもあるそうです。↓ 頼みもしないことをしてくれて本当にめいわくです。 おかげでかかなくてもよいお礼状を書くはめになりました。 なんだかねえ。 アメリカ人とかだったら、ほかの人が自分のためにしてくれたなら、 もっとストレートに、ありがたい、サンキューって 素直に感謝するんじゃないかなぁ。 こんな解釈も↓ 語源から考えると古語の「わざわざし(態態し)」 もともとは「わざとらしい」など、あまり肯定的な意味ではなかった 現代語の「わざわざ」には、「わざと。故意に」など 否定的なニュアンスを含む場合と、 反対に「ことさら特別に」という肯定的な使い方の両方がある 辞書などでは、この肯定的な方の意味が先に書いてあるようですから、 現代では肯定的に受け止める人の方が多い。 あまりにも微妙。 でも、日本では、ヒト(他人)のプライベートに必要以上にかかわらないようにする。 ヒトの生活にはいりこみすぎないようにする 狭い島国に多くの人たちが込み入って住んでいる分、 かかわりすぎないようにする。 そんな感覚があるのかも。 そんなことを考えていたら、 人ごみで倒れていたり、 具合が悪くてしゃがみこんでいたり、 何かで困っていても、 東京の人とか、 都会の中とか、 繁華街の中では、 満員電車の中では、 割と今の人はみんな知らんぷり。 東京の人は冷たいとかってよくいわれるけど、 本当はかかわりすぎにならないようにしてるだけかも。 おおきお世話って言葉がありますが、 まさにこんな感じ。 電車で席を譲っても、 結構ですから、って、断られられてしまって 座ってもらえないことも結構あります。 自分がかかわる一人一人の人たちは、みんな優しくていい人なのに、 かかわりすぎはいけないっていう 日本の中の無意識のルール。 そんなものがあるってことなのかな。 意味の出展はここから↓ 『わさわざ』ってどう?http://oshiete.goo.ne.jp/qa/740107.html
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最終更新日
2011年03月18日 06時17分10秒
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