カテゴリ:読書ノート
週刊新潮に連載されたエッセイのまとめ本。
サクサク読みやすい文章と内容だったので、3かで読み終わることができました。 娘に返さなくちゃというプレッシャーもあって、ほかのことを二の次にして読んだので、なおさら。 こういう今までの思い込みや価値観の転換を提示するものは面白い。 特に面白かったのは、「来世を信じれば楽になる」 スピリチュアルみたいだけど、要するに、人生は一回きりだからといって、その一回の人生に悔いのないくらいすべてのことを消化しなくてもいいんじゃないかという話。世界中の観光名所に行くことはできないし、世界中の美味しいものを食べつくすことも、世界中の人と知り合うことも、すべての本も読むことも、当然できないし。 私も、最近はめんどくさくて、海外に行くことをあきらめた。 どうにも、めんどくさい。 海外は大好きですけどね。 「東京とは大いなる田舎である」 都会というと、高層ビルが乱立しているイメージだけれど、そんなのはごく一部で、それ以外は、ほとんどがちっちゃな民家が立ち並んでいる。つまり、田舎と変わらない。ただそれで、とても広い面積で、延々と続いているのである。 いわれてみれば、確かにそうだなーと思った。 だいたい東京っていうのは、地方からの移住者の集まりであって、本当の都会人なんていない。 先祖代々住んでいるヂモッティの人口もごくわずか。 そもそも、都会とか、都会人の設定ってなんだ。 「バイライト音楽祭を温暖化が変えた」 ヨーロッパの公式の場所といえば、タキシードなどの正装が常識だけど、いまや、ティーシャツでも、OKらしいです。なんでかというと、温暖化で暑くて、そんなもの着てられないから。昔は涼しかったので、そもそも、クーラーがないそうで。 へーーーー。おもしろい。そして、びっくり。 こんな話テレビでも聞いたことないし、ネットでも、読んだことなかった。 などなど、結構面白い話が載っていた。 古市さんは、炎上マニアとして有名らしいけれど、炎上なんて、気にしないそうです。 私も、炎上が怖くて、ブログにほんとは書きたいけど、書いてないことがある。 書きたいのに、書けないなんて、こんなことで、言論の自由を奪われるなんて、なんか腹立たしいなあ。 と、思っていたら、先日息子が言った。 「炎上するのは、有名な人だけ。アクセスの低い一般の人間が、ツイッターやブログになんか書いても、炎上なんかしない。」 確かに。 炎上するにはまず、有名にならないとーーーー。 アクセス増やさないと。 誰の味方でもありません (新潮新書) [ 古市 憲寿 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年08月23日 12時13分09秒
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