京都情景 graphis kyoto
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ここはどこかだれもしらない上流から下流へ流れはつづくおだやかな川面なにやらおしゃべりが聞こえてきそう
November 28, 2005
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散歩するカップル思わずケイタイをとりだしてかわるがわる写していたしゃがみこんで落ち葉を拾う人ミケの野良猫がゆっくりと迂回してゆくコートの上にも黄色いグラデーションがひろがる秋の風の中に3時間
真っ白にタップリの花を咲かせる木蓮葉を散らした後に、もう大きな花芽を準備しているまだらに葉を散らす桜にも堅く、ちいさい春のシカケがきっちりと来春の準備をはやばやと「1個のりんごの中にある種の数は数えられる。でも、一粒の種の中にあるりんごの数は数えられない」(ケン・ケセイ)
November 25, 2005
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森の中なら何年もかかってほこほこふかふか土に返るでも、京都では廃棄物ちょっとするとゴミ袋の中全国からお客様を集めた主人公も一括焼却、らしい
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あふれる観光客仁義なきバスの路上駐車大渋滞でも、もうすぐ終わるみんな地面にかえってゆく
暮れくれて帷があいだにたち降りてDNAレベルでゆくをみおくる
November 24, 2005
高速へ入りたいけど渋滞のブレーキランプが秋を染め
November 21, 2005
きれいだ、きれいだなんて言わなくても毎年、毎年80回ってわけにはいかないけれどことしもちゃんと、ふたりで見られたよ夕暮れに映える赤い星
桂の黄色いハッパがもう、ほとんど落ちたあたたかい陽射し親子がお弁当をひろげている水は豊かに流れちゃんとコントロールされているいい天気だしすこし、目をほそめた
November 19, 2005
京都市民の生活を支える水路土管じゃないよ煉瓦を積み上げて作られている設計者とお寺さんは協議をした「いい物がいいですね」「そうしましょう」何年たってからも、いい風情いつ見てもあきない
November 17, 2005
そーか、水路閣の役割をみるんだな下から見ているだけでは煉瓦造りのオブジェちゃんと役割のあることも伝えるんだ「疎水は京都市民の生活を支えています」たしかに
人が数珠繋ぎ旗を持ったガイドが奧の奧まで案内する鐘楼は開いてないのにみんなで、そろって見るんだなにもかもぐるーり、とUターンしてバスのステップ降りたり、上ったり最近は30分観光って呼ばれているらしいとにかく、団体行動はたいへんみたい
のぞき込まないとこの風景は見られないザクロ柳銀杏昔は降りていけたんだけど日本で最初の水力発電所
November 15, 2005
「ギャラリーSUZUKI」で河崎さんとニアミス真下に名前を書き入れるもう、日が暮れるころ階段を上がって「恵風」今日の一番に河崎さん同じページに記帳する今頃、市美術館で先生やってるのかなー今日の街を描くには24色ではゼンゼンたりひんいろいろ混ぜないとね
November 14, 2005
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つぎに来た時はもう、聞けないかもしれない旅先の語り部のストーリー一期一会聞いた話しは記憶に残り、ゆっくりと消えるブルーのトタン、鮮烈今度来た時には鉄骨を吊すクレーンしかないかもそんな風景に並ぶプランターの植物だれかが楽しんでるオッソワケをもらって、楽しきかな写真:梅田茶屋町
November 11, 2005
CAPhouseはアーティストの仕事場それを丸裸に見せてくれるだからモノの置き方色の組み合わせ全部が日常フダンのチカラ何気ないしつらいカメラを仕舞って、表に出る瞬間右目をかすめた傘立てウツクシイcap house展覧会上村亮太+杉山知子展は11/23日より(阪神元町駅から鯉川筋を山手へ)
November 9, 2005
片隅しずかなつ蔦が真っ赤になり影が伸びるじかんが過ぎるさむいいつまでも座っていられない
ゆれているゆーっくりなぜかうらやましいそれぞれにゆれる少しずつ違う
November 8, 2005
夕焼けの放課後学校の大きな階段は西向きに下るたまに何人かが夕焼けの中にいるいいスポットなのに見ている人意外に少ない何秒かたたずんでつぎのこと
寒いの暑いのシーソーの秋今晩のおかずは何だろう
November 7, 2005
日曜日だけ雨の日曜日ぽっかり空いた時間友達が彼女を連れてきたヒーフーミーヨイムナー、ヤコトオーもう、手の指だけじゃたりない・・・しあわせそうな顔外は雨だけど太陽が注いでるみたいにてれくさそう小学校の時のまま
夏は山側のアトリエで冬は海の見えるアトリエで絵を描いているという彼女の絵は目を堅くつぶった時に現れる銀河みたいに流れる色のドットの中から黒バックを引き算して取り出してきたようないろあい
電子音のようなちいさな、ざわめきピントを合わせようとすると、どっか行っちゃう目は動かさず呼吸を一定に見えそうでみえないあしもとの風景
November 5, 2005
空も海も雲も光もちっとも干渉してくれないわすれていた夢は目を細めてもピントが合わない減っていくのは残り時間の総量目覚めつつある気持ちの隣に焦りがいる
ウールの膝掛けのように暖かい陽射しの中で逃げられないまどろみふかくふかく沈んでいくわすれていたゆめにもう少し
November 4, 2005
陽射しが深く室内をてらすじっとしていると上着がほしいすこしだけやわらかく色落ちし軽くなったようななじんだ一枚に袖を通してもうすこしここに
November 3, 2005