神さんのもてなし。ちゃんとお送りしてきました(神輿洗式-5 祇園祭のある夜)
祇園社から鴨の流れが見渡せたころ鴨川の流れは手に負えないほど、東に西に乱れた一本、西を走るおおきな道が河原町と呼ばれるくらいだから、振れ幅は想像を超える水が付くと疫病が蔓延した旧暦の7月はどんな空模様だったのか今はコンクリート護岸固めの技を使っているが、大規模な土木工事は出来なかった当時、スサノウノミコトさんは、鴨川の神さんを向かえ、仲良うすることを考えはったなだらかな川辺から、まず、神輿が川の中へ入っていくそして、水の神さんをお迎えしはって、いっしょにアソブ町衆も巻き込んでなにが大切なのか。「しぜん」との付き合い方が祭には隠されている治水が整った今を生きる私たち、暗闇のなかで行われる儀式に参加することで原初の心意気に触れることが出来る