「感謝」祭りは今年も受け継がれ、来年につながってゆく
まだ、あたりが畑や田んぼだった頃のまま、というわけにはいかないのだけれど人はその土地と係わりながら育つおとなとこどもこどもとおとなこの関わり合いのなかで祭りは伝承されてきた工業やサービスの時代になっても、なくならずに繋がっている祭りが始まったときから21世紀の今の今まで、きょう見た「カタチ」が繰り返されてきた室生村であった頃に出来上がったカンシャのカタチを株価暴落のニュースの中に生きている私たちにポッカリとタイムトンネルで繋げてくれて暴走する市場経済のなかでウロチョロしながらそびえ立つ豊かさに満足しきれない私たち実りを終えたイネを収穫し、来年を生きる「安心」を手に入れた時代の人びとの「豊かさへの感謝」のおっそわけをもらってながーい時を越えてきた大切な思いに、示すべき態度に、ふれさせていただいた神輿は普段は閉じられている勅使門(仁和寺)の中にはいって行く