穏やかで、ほがらかに。老後を語る。疏水を巡る-6
桜木に風景透けて散り行くころに花びらまみれインクライン大阪のだーいぶと南から有給を使って友人が画廊にやって来たちょっと前に声が出なくなったと言っていたのでシンパイしていたがとても元気だった 電車を乗り継いで京都地下鉄東西線蹴上駅。散りゆくインクラインの桜を横目に、 都ホテル(ウエスティン都)の前を通って信号一つ下ればギャラリーモーニングひさびさに、いろいろと話題が広がったその中で「今日を生きられて儲けもん」そう思ってやっていると言った言葉が印象に残った桜は花びらを豪快に飛ばし、盛りを一つ超えてゆくハッパを出して来年の「花盛り」の準備をはじめるインクラインの桜の老木もねじれてねじれて、かついとおしい子供たちを社会に送り出した世代は花盛りを過ぎて老後を意識しはじめているまだまだ先の話だけど華やかでなくてもいいけど「朗らかな老人でありたいよ」と歩道のスミに溜まったばかりのサクラの花びらそのピンク色は枝の上のその時よりも強いような気がするんだけどどーかなーにほんブログ村