ビューーウゥーン。霧ヶ峰が一番速そうだった。「パラモデルの世界はプラモデル」西宮市大谷記念美術館
夏休みの一日に最適な展覧会美術館で計画的避暑展覧会も終わりに近づき、展示スペースには満タン近く作品がはじまった頃は空いている空間もあったとかで、最終の一週間は表面張力状態のパラモデルの世界が楽しめる子供の頃の夢が、四畳半をこえて、こえて。プラモデルやプラレールに囲まれて暮らしたい。お菓子の部屋を夢見るようにそれが美術館の大きなお部屋に展開して・・・お寿司とおもちゃ、大好きが合体。なんでんかんでん、しかし、その世界は賽の河原の修行の世界にも見えてしまってしかし、しかし、クリエイティブの琴線は途切れることなく床を、壁を、天井を、畳の間を、部分部分を征服してゆき、美術館からあふれ出しはじめている絶対的な量、それを作り続ける世界にいるパラモデル。煩悩から出発して、標高6000メートルぐらいの酸素量の境地へいでる「遊んだら、片づけなさい」ホウケタ後の母親のひと言を予感する子供のように8月2日からはじまる「撤収」を思うアソビ続けていくことが、許される冷房の中で汗もかかずにアートを観賞できるマスプロダクトがうみだしてエコノミーとマーケティングが絡み合いエコロジーが叫ばれ人口が減り始めるプラモデルの世界での暮らしを夢見ていた訳じゃないけどエアコンのウイングが美しく見えてしまう「カッコイイ」霧ヶ峰がF1マシンのように見えたにほんブログ村「パラモデルの 世界はプラモデル」西宮市大谷記念美術館(6月26日~8月1日)6月26日(土)~8月1日(日) 10:00~17:00(入館は16:30まで)休館日:水曜日