卒業のシーズン。おめでとうございます。 今年も沢山の卒業制作作品を見た。 芸大で絵画を学ぶ。しかして、卒業制作展では最後の一枚を描く。そんな人も多い。それでも培ったクリエイティブの方法は、社会にでても大いに役立つはず! いい仕事をしてください。 絵を描き続ける覚悟の人は、個展を積み上げてほしい。自分のペースで密度高く。大学の4年間にプラスして、自分への投資は始まったばかり。社会の中で独立して存在を主張するには、パワーある継続こそが必須。 作品の個性と名前、顔を覚えてもらう。時間はかかる、そして、ひとり。 就職した人へお願いしたい。働いて、可処分所得が出来たら、制作を続ける人の個展に出かけてください。そして、出来れば、描き続ける同級生の作品を買ってください。 現代美術。作家とともにあることが出来る。その成長を、迷いを、大胆な変化をともにしながら楽しめる。そして、作品は一つしかない、一枚だけのもの。 3年続けば、御の字。しかし5年、10年、個展を積み上げて、アーティストとしての存在感を増す人が必ず出てくる。 現代アートのある生活が、そんな風に続いて行けばと。 25歳で買った同世代の作家の作品。今も部屋に飾っています。どれもその時その時によく見て、揺さぶられて選んだもの。 本当に凄い。 人口減少があらゆるものに迫っていて。 アートのある生活もまたその中にある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 7, 2019 11:58:25 AM
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