カテゴリ:展覧会
秋桜ゆれる、心地いい秋がやって来ています。 京都岡崎から展覧会のご案内です。 PRINT「版画旅行 15」 2020年10月13日(火)~25日(日)/月・休み 松谷 博子 MATSUTANI Hiroko 見崎彰広 MISAKI Akihiro 若木くるみ WAKAKI Kurumi 「一枚の版画からアートの旅へ」をコンセプトに開催しているギャラリーモーニング恒例の版画展です。 15回目の今回は、松谷博子(油性木版)・見崎彰広(リトグラフ・初参加)・若木くるみ(水性木版)の三名をゲストに迎えroom1に展示。 room2では、個展を開催しているメンバーの新作、常設作品を多数展示、各種版画をご覧いただくことができます。 銅版画/イシイアツコ(フランス在住) ドライポイント・モノタイプ/橋本尚恣(青森在住)ほか リトグラフ/マツモトヨーコ ほか 木版画/田村洋子・本田このみ ほか ・・ ・ 松谷博子 木を彫ることでしか生まれてこないもの、紙に刷ることでより浮かび上がるもの。手を動かしながら目の前にあらわれるイメージとその都度向き合って、そしてまた、彷徨いながら目を凝らして。その時々の現在地を積み重ねながら、これからもなかなか言葉にならない何かを、自分のたどり着きたかった場所を、ずっと探してゆくのだと思います。 ・ 見崎彰広 見ることはできても、誰も触れることのできないもの。 私がリトグラフで描きたいものは、光と影が作り出す形や、記憶の中あるいは想像上の風景など、手に入れることの叶わないイメージです。 リトグラフの持ち味である感触のない映像的な見た目は、このどうにもならないような憧れを表すのにふさわしいと考えています。 ・ 若木くるみ 2020年は、密を避け、離れていなくてはならない一年でした。 この特異ないまを記録するつもりで、浮世絵を題材とした「浮世離れ絵」シリーズをつくりました。 浮世がかつての活気を取り戻して、これらの作品が何を表しているのかわからなくなる日が早く来ますように。 ・・ ・ コロナの時も坦々着々と、アイデアをカタチにする。アーティストの仕事はホントにスゴイです。 アイデアが生まれてから、それを版にし、紙に刷り出す。他と比べる事が出来ない、一人ひとりのすさまじいモノ、ご高覧下さい。
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Last updated
October 15, 2020 12:26:59 PM
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