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テーマ:映画館で観た映画(8570)
カテゴリ:テレビ・映画・演劇・ミュージカル
母が三谷幸喜の「ザ・マジックアワー」を見に行くって言うので着いて行くことにしました。「崖の上のポニョ」のほうがいい、とか言ったら、二本見ることになってしまいました。「ザ・マジックアワー」は外せないらしいです。…なぜ? ポニョだけでいいじゃん。
私も「マジック~」は見たかったんですけど、二本立てはちょっとキツイ。でも仕方ないので付き合いました。「ポニョ」は1時間半くらいで短かったのが救い。三谷幸喜は「THE有頂天ホテル」のほうが好きです。「マジック~」は舞台で見たら面白そう。でも監督は舞台でできないことをやりたかった、みたいなことを言ってた気がします。あのドンパチはたしかに舞台ではできないけど…。 ご飯食べてから時間があったのでロビーで待っていたんですが、「ポニョ」の唄がずっと流れていて、見る前からポニョポニョ気分。なのに、予告編が長い~~~! ポニョの気分がそがれてしまいました。予告編なんか、映画の最後に流して見たい人だけ見ればいいのに。…それじゃ意味ないか。 全編手書き。CGなしだそうです。すごく昔懐かしい感じ。「未来少年コナン」を思いだしてしまいました。あと「天空の城ラピュタ」とか。男の子が主人公だからかな。ヒロインを守ってくれる男の子。新聞などのレビューでは「となりのトトロ」の頃のほのぼの路線復活みたいなことが書かれていました。手書きの海、水、自然の表現がとてもあったかくてホッとします。あと、躍動感、疾走感みたいなものも健在。これぞ宮崎アニメ。 最近のアニメってテレビで放送されてるのもそうだけど、なんだか線が均一でキレイ過ぎちゃって嫌です。復活した「ヤッターマン」もちょっと見たけど、なんだか人工的で変な感じでした。「ポニョ」では水の波紋が鉛筆で書いたような線で表現されていたりして、「そうそう、昔のアニメってこうだった」って感動。CGとか使わないでこれで十分表現できるんですよ。そういう簡潔な表現で作り手が伝えたいことがストレートに伝わってくるというか。制限があるなかで、作り手が一番伝えたい部分が自然と強調されるんじゃないかなぁ。 ポニョは魚の子なんだけど、お父さんはもと人間。お父さんちょっとかっこいいです。でもポニョはお父さんのことを「悪い魔法使い」って言うの。若い子が「お父さん臭い~」とかって言うのと一緒? で、お父さんはオロオロしながらも娘が心配でストーカーみたいに後を着けちゃう。なんだか、かわいいのです。 そして、なぜかデイケアサービスセンターにはおばあちゃんしかいない…。そういえば宮崎作品って高齢男性はあまり出てこないですね。宮崎監督が自分の姿を投影してしまうから? この映画は母と子の物語って言うのだけど、そこにはちゃんとお父さんが描かれています。ポニョのお父さんも、主人公宗介のお父さんも、素敵です。個人的にはお父さんたちに注目です。 ところで、ポニョは人間の宗介(5才)に助けられて一目惚れ。そのあと海に連れ戻されてから再び人間の姿になって宗介の前に現れます。 うちのチワワの小太郎が人間になったらどうなのか想像してみました。ある日突然いなくなって、翌日、ピンポーンと宇宙人顔の小柄なオッサンが玄関に…。ありえない。。。ファンタジーじゃなくてコメディになりそうです…。 「崖の上のポニョ サウンドトラック」「崖の上のポニョ」「崖の上のポニョ イメージアルバム」 ↑ポニョの主題歌は話題騒然らしいです。一度聞いたら忘れられないメロディ。楽天ブックスで試聴できます。 「ハイ・グレード・ピアノ・ソロ スタジオジブリ ピアノ楽譜 」「初心者のためのオシャレ☆ピアノ スタジオジブリ ピアノ楽譜」「ニュー・サウンズ・イン・ブラス2008/ New Sounds in Brass 2008」 ↑楽譜もいろいろ出てるんですね。学校からブラスバンド部の練習の音が聞こえる…って聞きました。 →「崖の上のポニョ」の楽譜 →スタジオジブリ作品の楽譜 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jul 20, 2008 09:17:31 AM
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