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テーマ:チワワな生活☆(3590)
カテゴリ:テレビ・映画・演劇・ミュージカル
お散歩コースのコスモスがきれいなので、一眼レフで撮影。私が写真撮ってる間は、チワワの小太郎は近くを勝手にウロウロしています。いつものことなので、慣れたものです。今日は、近くにミミズの死骸があって、そこにおしっこかけに何度も行っていました。なんでミミズにおしっこかけたがるんだろう…。
さて、先日録画しておいた「岸辺のアルバム」、後半、最終回まで一気に見ました。最終回で、主人公家族が住んでいた一戸建ての住宅が、水害で多摩川に流されてしまうシーンがあまりにも有名ですが、そこに至るまでのドラマもすごいです。 貞淑なはずの母(八千草薫)は不倫(ドラマのなかでは不倫という表現は出てこなくて「浮気」)、優等生の姉(中田喜子)は外国人と付き合って強-姦されて中絶するし、平凡な会社人間だったはずの父(杉浦直樹)はちょっと危ない仕事に手を染めているし…。語り手になっている高校生の息子(国広富之)があまりにもいい子で、思わず頭をなでなでしたくなりました。 ※「強-姦」って、楽天ブログでは「わいせつ、もしくは公序良俗に反すると判断された表現が含まれています」ってエラーになるのね。こういう、ドラマのあらすじ説明するだけでもエラーって…不便かも…。 1974年の多摩川水害がモデルらしいです。私が生まれた年。舞台となっている時代背景が昭和な感じで今見るとレトロ。お洋服とか小道具が、ちょっと前に見たらきっと古くさいと思ったんだろうけれど、今見るとちょっとおしゃれ。ダサかわ(ダサくてかわいい)。 携帯電話もコードレスホンもファックスもコンビニもインターネットもマンガ喫茶もない時代。人と人とが真正面から向き合っていた時代。なにか言いたいことがあれば、面と向き合って伝えなければいけない時代。 なんかすごくいいなぁと思って見てしまいました。若かりし日の竹脇無我や津川雅彦がカッコイイのなんの。すてき。 洪水のシーンは、もちろんCGなし。だから迫力あります。実際のニュース映像も交えてありますが、役者さんが演技してるシーンも臨場感バツグン。なんというか、こういう泥臭いというかバタ臭い感じ、今のテレビではあまりないですね。 こういうドラマ、地上波でも再放送すればいいのに。今見ても全然面白いです。こうなると、同じ山田太一脚本の「ふぞろいの林檎たち」も見たくなってきました。 「岸辺のアルバム」は、10/23から1話ずつ放送するみたいなので、TBSチャンネルが見られる方は是非。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Sep 24, 2009 07:43:09 PM
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