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カテゴリ:社会・ニュース
勝間和代さんが5日の「第6回マーケット・アイ・ミーティング」で菅直人副総理兼国家戦略担当相に「デフレを止めよう」というプレゼンテーションを行ったそうです。私は専門的なことはさっぱりわからないんですが、「勝間和代さんのデフレ退治策、菅直人副総理は納得せず」という記事の見出しにううーむとうなってしまいました。
勝間さんって、本がベストセラーになっているけれど、実際のところ、本業のほう(経営コンサルタントとか投資顧問?)はどうなんでしょう。実績あるのかな。よくわかりません。学者さんじゃないから論文とかもないのかな。 で、テレビとかでいろいろ言うのはいいんだけど、政府の人に対して意見を言えるくらい実力があるのかどうか、よくわからず。 だってね、勝間さん関係のなにか読んでたときに、出版した本はほとんどベストセラーなんだけど、一冊だけ売れなかった本があって、なぜならその本は“難しいことを難しく”書いてしまったからだ、って。他の本は“難しいことを易しく”書いたから売れたんだって。 難しいことを易しく書いた本が売れたのはいいとして、難しいことを難しく書いた本は、たぶん一般向けじゃなくて専門家向け。で、売れなかったってことは専門家にはそっぽ向かれちゃったってことなんじゃないかと…。まぁ、専門家はたくさんはいないから、みんなが買ってもベストセラーにはならないけど、専門家がその本を評価すれば一般の人も買うだろうから売れるんじゃないかなぁ。 私は素人なんでよくわからないんですけども、勝間さんが評価されているのは国家規模の経済政策に対してではなくて、もっと個人規模のお金のやりくり的な部分なのでは? それと、彼女自身の生き方。 だから、政府にプレゼンテーション、っていうのでううーむと思ってしまったのでした。それもデフレ解消とか通貨発行量を増やすとか、なんかものすごく大風呂敷を広げちゃってて、大丈夫?って思ってしまった。もっと生活に根付いた経済政策についてプレゼンテーションしたほうがよかったんじゃないかなぁ。子ども手当とか医療費のこととか。あ、このミーティング自体がそういう内容じゃなかったのか。招くゲストを間違えた感じがする。 極端なほうから極端なほうへという感じがしないでもないけれど、「勝間和代氏のためのマクロ経済学入門」という記事も発見。このプレゼンに違和感を持ったのは私だけではなかったと確認。いや、内容は間違ってはいないのかもしれないけれど、わざわざ勝間さんが説明するまでもないようなことなのではないかと…。「デフレは百害あって一利なし」とか通貨の大量発行とか、そんなに目新しい意見じゃないよね…。菅さんにしてみたらそんなこと百も分かっているよってことだったりして。 ■国家戦略室への提言「まず、デフレを止めよう~若年失業と財政再建の問題解決に向けて」 (勝間和代公式ブログ: 私的なことがらを記録しよう!!) ■勝間和代さんのデフレ退治策、菅直人副総理は納得せず(毎日jp) ■カツマーの教祖Vs菅副総理 デフレ対策で通貨大量発行?(産経ニュース) 勝間さん、ネットで調べると思ったよりいろいろ批判されてるのね。どうも中身よりも風呂敷を大きく広げすぎてる感が…。ご自身の得意分野で、勝間さんの力を本当に必要とされている方たちの為に活躍していただきたいものです。そのままで十分素敵だと思うんだけど、ご本人がどうもそれを理解してないような…。上を見すぎているのかなぁ。 さて、公園はすっかり秋色。夕方、あまり寒くならないうちにチワワの小太郎とお散歩に行きます。秋の晴れた日は空気がぱりっと乾燥していて気持ちいいです。かさかさと落ち葉を踏みしめながら秋の匂いを満喫しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Nov 7, 2009 01:42:37 PM
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