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カテゴリ:テレビ・映画・演劇・ミュージカル
科学の進歩というのは恐ろしいものがありますが、最近ではペットのDNAを保存しておいて、死後にまったく同じ個体を作ることができるそうです。今は倫理的にも金額的にもハードルが高くて、限られた人しかその恩恵に預かることはできませんが、将来的には一般的になるのかもしれません。
で、そのときのために生前にDNAを採取して保存しておいてくれるDNAバンクにチワワの小太郎のDNAも保存しておいてもらうことにしました。お口の中の細胞をちょろっと取るだけ簡単です。小太郎のクローンができるかどうかわかりませんが、保存だけでもしておけば安心です。 つーわけで、エイプリルフールです。(過去についたウソの数々はこちら→2005/2006/2007/2008/2009) DNAなんて保存しないですから~。DNAバンクなんてものがあるのかどうかも定かではないのでした。小太郎は小太郎だけだもの。死んじゃったらそれっきりです。限りあるから命はすばらしいのだ。 さて、ここからほんとの話。 昨日はひっさびさに演劇集団キャラメルボックスの舞台を観てきました。昨年の「容疑者χの献身」以来なので約一年ぶり。夏も冬も観に行けなくて、どうも体内のキャラメル量が足りなくなっていたところでした。 今回は大好きなクロノスシリーズなのですが、ハーフタイムシアターで1時間の演目が2作品同時上演(1作品ずつ観られます)。チケット代が1作品4000円で、2作品観ると8000円。いつものキャラメルの公演だと2時間公演で6000円くらいなので、ちょっと高い。。。せっかく東京まで行くので1作品だけ観て帰るのもなんだし、終演時間もいつもより遅いし、今回は諦めるか…。と予約チケットは取らず。 でも観たいので直前予約でチケット取って行こうかなぁどうしようかなぁとぐずぐずしていたのです。と、天の助けのようにTwitter割引! 当日券の代金からフォロワー数×10円分をキャッシュバック! なんとなんと。それではフォロワーが900人超の私はタダではありませぬか。 これは行かねば。 で、行ってきました。 当日券、それほど並んでいなくて、観やすいいい席でした。チケットを手にさっそくTwitter割窓口(?)へ直行。キャラメルのプロデューサー加藤さん直々に代金全額キャッシュバックしていただきました。観劇…じゃなかった感激ですっ。 お芝居はもういつもどおり良かったです。久しぶりだったから余計に。 キャラメルの舞台って、劇団四季とか東宝ミュージカルとかとはもちろん全然違うんだけど、普通のストレートプレイの商業演劇とも違うんだな。いや、キャラメルも商業演劇だから商業演劇をひとくくりにするのも間違ってるんだけど、やっぱりキャラメルはキャラメルなのだ。 観てて思ったのは、テレビっぽい。でもテレビとは違うのだけど。テレビドラマを見てるときの感覚と似てる。 キャラメルを初めて観たのがシアターテレビジョンで放送していた「キャラメルボックスTV」で、それを10本くらい一気に見たあとに実際に劇場で観たらテレビで見るのと全然違う迫力。でもテレビ見なければ劇場にも行かなかったわけで。 だからもっとテレビで劇場中継して欲しいのです。キャラメルに限らず。 キャラメルの舞台なんて、深夜に地上波で放送してたらきっと見ちゃう人、けっこういると思うんですよね。SFだから、ドラマでやったらすごいCGとか必要なんだろうけど、舞台だと「風が!」っていうセリフと効果音と役者さんの演技だけでタイムスリップしちゃう。これはもうすごい迫力。 テレビドラマでこれやったらちゃちになっちゃうんだろうけど、舞台だとちゃんと成立するのです。テレビの劇場中継でもそれは(生の舞台ほどではなくても)ちゃんと伝わると思う。で、その迫力を体験したい人は劇場に足を運んでくれると思うのですよね。 キャラメルボックスは現代劇で(時代劇もあるけど)、ストーリーもとっつきやすいし、テレビで放送するには打ってつけだと思うのですがねぇ。なかなかやらないですな。 ともかく、生の舞台観て、ものすごく(心の)エネルギー補給されました。まさに一粒で300メートルのキャラメルパワーです。チャージ完了って感じ。 映画でも絵画でも音楽でも舞台でも、いいものに触れて心を大きく動かされると脳内からいい物質が出る気がします。なんの感動もない人生なんてつまらなーい。 キャラメルボックスのTwitter割、土曜日までやってるみたいです(夜公演のみ)。お時間ある方はぜひ。フォロワー少ない方も、学割とかハーフプライスチケットなどいろんな割引があるみたいなので、チェックしてみてください。 劇場、ほんとに空いていてびっくりしました(でも一階席はほとんど埋まってましたよ)。春公演は毎年空いてるみたいなんですけどね。年度末だし新年度だし。 空席がもったいないので、タダでも半額でもお客さん入ってくれたほうがいいと思います。空いてるときより混んでるときのほうが舞台(芝居)が熱いです。役者さんもきっと、お客さんのエネルギーをちょっとずつもらってるんだろうなぁ。 ↓公演情報はこちらから ■演劇集団キャラメルボックス25th(1) ハーフタイムシアター・ダブルフィーチャー 『クロノス・ジョウンターの伝説』 ~『ミス・ダンデライオン』『南十字星(サザンクロス)駅で』~ クロノス・ジョウンターの伝説∞インフィニティ ↑原作は梶尾真治さんです。 →過去に書いたツイッター関連の記事はこちら →ツイッターって何? という方はこちら ■Twitter(ツイッター)をはじめよう! ■Twitter入門 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Apr 1, 2010 01:29:12 PM
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