昨日の続き。ディスクカッターで切った雑誌ページをさっそくScanSnapでスキャン。シューッシューッと快適。気持ちいい～。機種選びで決め手となったのが、スキャンのスピードとセットできる紙の枚数。画質はおそらくそれほど違わない、というかある程度以上ならよしとしました。



それはそうと、読み込んだ画像をどうやって整理するのかは、最初に決めておいたほうがよさそうです。

いままで膨大な量の写真データを取り込んできた経験からいうと、基本的には日付で整理するのが一番よさそう。細かい項目とかジャンルごとに分けると、結局あとでわからなくなってしまうことが多いので。ジャンルごとに分けても、ファイル名の先頭に日付（年月日）があればあとで探すときに便利。ScanSnapの初期設定でも取り込んだファイル名は日付になってます。

ファイル名に日付をつけなくても、何年何月というフォルダを作って、そこにざっくり保存しておくだけでもいいかも。整理するときに、古いものから捨てられます。

と、いうわけで、私の場合は取り込んだPDFファイルは先頭に「スキャンした日付-雑誌タイトル○月号-特集タイトル」のような名前にしてみました。こうしておくと、日付順でファイルが並び、さらに内容もなんとなくわかるのです。写真のデータもこういう形で保存してます。PDFはテキスト検索できる設定にしたので、あとでキーワードで検索もできます。

とはいえ、雑誌の記事はなんの雑誌の何月号かって、（ファイル名に書いても）あやふやになってしまいそうなので、ついでに目次ページもスキャンしてPDFファイルの最後のページにつけたしておきました。これなら確実。

これをiDiskとかEvernoteとかに放り込んでおけば、外出先でもiPhoneから見られるのだ。たぶん。

ついでに、パソコンの前にずっと置いてあるメモもスキャン。なんか数字が書いてあって、暗証番号っぽいんだけど一時的なものなのか恒久的なものなのか忘れてしまってこのメモを捨ててもいいものかどうかずっと悩んでいたのです。捨てちゃってあとで必要になっても困るし、取っておくにしてもしまい込んじゃうと必要なときに出てこなくなりそうだし…。

スキャンしたメモはEvernoteに貼っちゃいました。元画像はPCに入ってます。Evernoteも日付順に整理されるから、元画像が必要なときにはPCのフォルダを日付で検索すれば出てきます。あと、Evernoteみたいなクラウドサービスに保存しておくと、万が一自宅のPCに何かがあってもWEB上にデータが残っているのでちょっと安心。

逆に、クラウドのデータが飛んでしまってもいいように自宅PCにも保存しておくのも大事ですが（先日Evernoteの一部ユーザーのデータが消える、ということがありましたしね）。クラウドサービスもいつ終了してしまうかわからないですし、あまり頼りすぎるとあとが怖いです。

そんなわけで、メモ、捨てられました。すっきり。

なんかちょっとかわいいデザインのチラシとか、雑誌や新聞の切り抜きとか、ユーザーID（番号）の入った領収書（ユーザIDが必要になったときにすぐに見られるように保存してある）だとか、ものすごく必要ってわけでもないんだけど捨てられない紙類がいっぱいあるのです。そんなものたちをちょっとずつ片付けていけたらよいなと思っています。

あ、そうそう。ScanSnapを買うときにネックだと思っていたのがバンドルソフト。Windows版だと最新のAdobe Acrobat 9 Standard がついてるのですけど、Mac版はひとつ古いAdobe Acrobat 8 Professional。これ、一応最新OSに対応していないということなんですが、うちのMacにインストールしてみたら普通に使えるようでした。でも、やっぱり最新版じゃないからMac版のScanSnapのほうが割高な印象。バンドルしてるソフトの数も少ないです。

しかし、Macの場合、OS標準のプレビューというアプリケーションでPDF書類をいじれます。ScanSnapで取り込んだ画像を、回転させたり（たまに１ページだけ逆になってたりするので）、必要ないページを削除したり、別のファイルから必要なページを追加したり…っていう基本的な編集はできてしまうので、Acrobatの出番ないです。

どうして、Adobe Acrobat 9 Standard のMac版がないのか不思議だったのですが、たぶん、Mac OSのプレビューでだいたいのことができてしまうからですね。Macすごい。

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↑ScanSnapのMac版（左）とWindows版（右）。本体の色とバンドルソフトが違いますが、ドライブバソフトはどちらもMac版とWin版両方ついています。

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