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カテゴリ:暮らし・雑貨・きもの
フェリシモのハッピートイズプロジェクト、締切が迫ってきてしまったので大慌てで作り始めました。手作りのぬいぐるみを世界の子どもたちにプレゼントしよう、という企画に毎年参加しております。今年はがんばって>あみぐるみ一体を作ったものの、その後の猛暑でへばっているうちに秋になっちゃいました。
型紙を切って、布を選んでパーツを切るところまでは昨日のうちにやってあって、今朝はパーツの柄と色の組み合わせを確認して同じ模様の布が隣り合ってしまうところがないように微調整。そしてミシンで縫い合わせて綿詰め。 実はぬいぐるみ作りの工程で綿詰めが地味に一番大変。綿を小さめにちぎって詰めていくので意外に時間もかかります。そこを乗り越えると、あとは顔を作って全体を組み立てる工程に入るので、完成が見えてきます。 で、今日は朝から夕方まで作業して顔と胴体をつけるところまでしかできませんでした。だいたい毎年、型紙切るところから縫い合わせるところまでで一日。その次の日に一日作業して完成、という感じ。今年は昨日の午後から作業を始めたのでずれてますが、時間的にはやっぱり例年どおり丸二日くらいかかる見込み。 一日8時間作業として16時間(実際はもうちょっとかかってるかも)。時給800円だとしたら16時間×800円=12800円。それでぬいぐるみ2体なので1体分だと6400円。…うーん。これ、売るとして6400円で買う人っているんだろうか…。 時給500円で換算しても16時間×500円=8000円で1体4000円。高っ。でも4000円くらいなら買う人もいるかも~。しかし時給500円じゃ商売としては割に合いません。手作りのものを販売して生計を立てるっていうのはよっぽど技術やセンスがあって高額で販売できるものを作れるか、ものすごく量産できる技術や体力がない限り難しそうです。生業(なりわい)とするのではなく、お小遣い稼ぎや趣味の延長なら採算が取れなくてもいいんですけどねぇ…。 なので、生計を立てるなら、作品販売よりは、生徒さんを募ってお教室を開くほうが良さそう。販売にこだわるなら、手作り作品そのものと共に、レシピやキットを販売すると利益があるみたいです。あとは本を出すとかすれば、印税が入ってくるのかな。ついでにNHKの「おしゃれ工房」なんかにも出演できるくらいになればたいしたものです。 なーんてことを考えながら作っておりました。このぬいぐるみはフェリシモの制作キットなので、オリジナルでもなんでもないです。儲けとか考えちゃうと大変だから、手作りは自由に好きなものを好きなときにマイペースに作るのが一番楽しいのかも。長時間の作業の結果がそれ相応のお金になったら一番いいのですけどねぇ。。。無理だな。ぬいぐるみを贈った先の子どもたちが喜んでくれれば、ちょっとは人の役に立ってる気がして嬉しい限りです。 そんな私を尻目に、チワワの小太郎は今日もひなたで瞑想のポーズ。夕方、日が沈んで窓辺のひなたがなくなると、トコトコと私のところにやってきて当然のように膝の上に乗って寝ています。犬は自由だなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Oct 6, 2010 08:25:55 PM
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