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カテゴリ:PC・Mac・ネット・家電
20代の頃に買い溜めたセルビデオ、捨てるためにケースとテープを分類。ほとんどがディズニーとジブリ作品で60本くらいありました。「保存版」と銘打ったものもいくつもあったけれど、ビデオデッキ自体が廃れてしまったら「保存」もなにもないですね。見られないものはゴミ…。
我が家にはレコードもあるんですが、これも処分を考え中。しかし、レコードのほうがビデオよりも再生の仕方が単純な分、とっておいてもあとで聴く機会はありそうな気がしています。レコードプレーヤーも一応、健在です。プレーヤーはともかく、レコード自体は薄くてビデオテープよりは保管場所が必要ないのもいいです。 ビデオテープも、再利用してくれるところがあれば無料で寄贈したかったのですが、今はほとんどDVD。タダでもいらない、というお荷物。もったいない気はしますが、捨てます。心を鬼にして。場所ばっかり取るんだもん。 買った時は、ビデオが廃れるなんて想像できなかった(というか何も考えてなかった)けれど、こうなってみると、数百円でレンタルして観たほうが経済的だったかも。何度も観たものもあるけれどトータルで考えたら、レンタルのが安いです。ただ、所有欲が満たされるのと、いつでも観たいときに観られるという利点はありますけどもね。 今はDVDやブルーレイディスクで販売されていますが、これもいつ廃れるかわからないと思うと、なかなか買う気になりません。すでに、ネット経由で購入したりレンタルできるシステムも出てきていますし、今後はディスクを買うというよりも、回線でダウンロードして観るというのが主流になるんじゃないかな。 そうなると、借りに行く手間もなくなり、観たいときにいつでもレンタルでき、経済的。レンタルでその都度、少額を支払って見るのならば、プラットフォームが変わっても同じ作品を何度も観ることができます。家の中で保管する必要もないので場所も取らなくていいことづくめ。作品の提供者側でサービスを停止しちゃうと観られなくなっちゃうのが困りますけども…。 電子書籍も、感覚としてはレンタルに近いものがあって、購入して保存するというよりはその場で読んでおしまい。また次に読みたくなったらまたダウンロードすればいいや、というほうが利用しやすいかも。 今は、紙の本と比べて数百円安く提供、という状態だけど、紙の本で1000円のものが電子書籍で700円だとしても、あんまり安く感じません。それよりは300円くらいにして、レンタル方式にしてくれたほうがいいな。期間は、あんまり短いと読み終わらないから長めにして欲しいですが。 紙の本は、一度買ったら大切に保管するか、または古本屋に売るか、ですが、電子書籍は古本屋には売れないし、保管しておいてもプラットフォームが変わってしまったら読めなくなってしまう可能性もあります。 だから、今の価格だと、普及しないんじゃないかなぁ、と思っております。雑誌などは紙の本でもほとんど読み捨てだから、デジタル化には馴染むと思いますが、これも価格が高すぎたらダメですねぇ。紙代、印刷代、流通コストなどを省いた分、大幅に価格を下げて提供してくれたら、けっこう普及するんじゃないかと思います。 そのために、iPadなどの電子書籍リーダーを買う人も増えるのではないかと思います。だって、重い雑誌を本屋で買って持って帰る必要がなくなるし、読みたいときに読みたい雑誌を買えるし、資源ゴミに出す労力も必要もなくなるんだから。 そう考えると、家に本が少なくなって、ビデオテープもなくなって、電子端末や大型で薄型のテレビが情報源になって…ってなんかすごく未来っぽいです。21世紀って感じ! ドラえもんやアトムがいなくても、ちゃんと「未来」になっているんだなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jan 18, 2011 10:45:02 PM
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