余震がかなり減ったのはありがたいけれど、大地震から日が経つにつれて日常生活が戻ってくるどころか被害の全貌はいまだにつかめず、計画停電が実施されたり、電車の運行が不規則になっていたりで、事態はますます深刻さを増している気もします。



今日の写真は地震の当日と翌日に撮ったもの。我が家の被害は本棚のモノが少し落ちたのと立てかけてあった複数のキャンバスが将棋倒しになったくらい。あとは見た目で衝撃的だったのは電気の傘が大きくずり落ちていたこと。これ、下にいたら危ないわ。

本棚のモノは、棚に置いてあった小物とか積んであった本が落ちただけで、棚にぎゅうぎゅうに詰め込まれてた本たちは飛び出してませんでした。東京方面では部屋の中がぐちゃぐちゃ、会社の建物にひびが入った、という話を聞くので、うちの被害なんて微々たるものだと、あとでわかりました。でも揺れてたときはほんとに怖かった。

で、翌日の朝、チワワの小太郎とお散歩に行ったら、いつもの通り道の田んぼのあぜ道に通じるコンクリートの通路の部分にひびが入っていました。割れた跡が新しいので、前日の地震で割れたものだと思います。地形的な条件が重なってたまたまこの部分が割れたのだと思いますけども、地震のすさまじさを感じました。市内では数カ所で塀が倒れたという話です。

スーパーやホームセンターでは防災用品やカップ麺などの保存食が飛ぶように売れているとか。我が家は一通りの備えがあったので、特に慌てることもなく、母が普通に日常的な食料品を買いに行っています。

キッチンはガスコンロなので停電は関係ないのですが、念のため、父が倉庫からカセットボンベ式の簡易コンロを出してきてくれました。ポリタンクに水も用意。できれば使う事のないことを祈るばかりです。大きな余震と、それとは別に東海地震や神奈川県西部地震など警戒すべき地震はまだいっぱいあるのでした。

被災地のことを思えばなんてことないでしょうが、先の見通しが立たず、日常と非日常の境目をうろうろしている状態で精神的にも不安定になってきます。持病があって体調的にも不安を抱えているので余計に。この状況で通院もままならなくなっています。はぁ。。。

とりあえず、休めるときにゆっくり休んで、適度に気分転換しながら乗りきるしかないですね。がんばろう、ニッポン！　がんばりすぎないようにがんばろう、私！