いつもお散歩している公園の植木の隙間から、にょっきりと、見かけない花が咲いていました。家に帰ってから「花色図鑑」で調べてみたら、
シュウメイギクでした。名前は聞いたことあるけど、こういう花なのね。菊という名前なのにキンポウゲ科アネモネ属なんだそうです。いろんな種類があるみたい。
公園は、地域の老人会の方々がトイレのお掃除や植木の手入れをしてくれています。専門の人が手入れしているわけではないので、植物の植え方や手入れの仕方がかなり、自由。どこかから種が飛んで来て、そのまま繁殖しちゃう花もあります。シュウメイギクもそうかも。…いや、これって種が飛んでくるような花なのかな。もしかしたら、昨年あたりにちょっと植えてみたものが、今年、少し大きく成長しちゃったのかもしれません。
お散歩コースでひときわ色鮮やかなのが、セイタカアワダチソウ。黄色い! この花、見るたびに名前にぴったりだなぁと思います。誰が名付けたんでしょう。そして、野の花だけに、すごい生命力。どこにでもにょきにょきと生えています。花は可憐なのに、生き方はかなり図々しい。これくらい図太く、可憐に、生きていけたら人生楽しいだろうな、などと思ってみたり。
山の木も、桜並木の桜も、紅葉してきました。これから冬にかけて、葉っぱを落として、エネルギーを蓄えて、春になったらぱぁっと一花咲かせるのです。そのためには、冬が大事。地味に、地道に、ひっそりと、でも着実に、栄養を溜めてます。いまの私もこれ。一花咲かせるそのときまで、引きこもり隠遁生活で、しっかりエネルギーチャージしておかねば。冬が大事。
↑私が持っているのはもう絶版(か品切れ)っぽいんですが、たぶんこれが最新版。花の図鑑、用途別にいろいろあって、みんな欲しくなっちゃいます。