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テーマ:チワワな生活☆(3589)
カテゴリ:テレビ・映画・演劇・ミュージカル
なんだかんだとせわしないスケジュールの合間をぬって、NHKのドラマ「坂の上の雲」を第一部から見ています。録画したままずっと見てなくて、レコーダーの容量がいよいよ少なくなってきたので切羽詰まって見ているところ。DVDに移せばいいんですけど、移したまんま見てないものも多くて、溜まりつつあるので、見られるものは見てしまおうということで。
やっと、第8話(第二部の3回目)まで見ました。先週放送したのが第10話(第三部の1回目)なので、もう少しで追いつきます(全13話)。 私の出身高校では、校訓を書いた扁額が体育館にかかっていたんですけども(今は別の場所にあるみたいです)、それが山縣有朋と東郷平八郎の書だったのです。「堅忍不抜(山縣有朋)」と「至誠無息(東郷平八郎)」。堅忍不抜っていうのは、お相撲の若乃花関が横綱に昇進したときの口上で「けんしんふばつ」と言い間違えたのですが、「けんにんふばつ」と読みます。もうひとつは「しせいむそく」。 で、高校の校庭にはドラマにもちょっとだけ出てくる、軍艦「鎮遠(ちんえん)」の鐘が設置されていて、昔は授業の始業や終業を知らせるチャイムとして使われていたらしいです。私たちのときは入学試験のときだけチャイムとして使われていましたが、今はどうなんだろう。 地元小田原の歴史的建造物、清閑亭のすぐ下にあった山下汽船の創業者、山下亀三郎邸は、本木雅弘さん演じる「坂の上の雲」の主人公、秋山真之の終焉の地。高台にあって、相模湾が見渡せる場所です。 そんなこんなでドラマに登場する人物たちになんとなく親近感を抱きつつ、見ております。正岡子規は、地元とはあまり関係ないですが、世界を駆ける秋山兄弟に対して、自分の世界は「病床六尺」だと達観している姿にとても共感。秋山真之の世界は「広い」。しかし自分の世界は(狭いけど)「深い」。うーん。まさにそう。 私も病気になる前はあちこち遠くに行って知らない世界を見たいと思ったけれど(いまでも思うけども)、病気になってあまり自由に遠くに行けなくても、身近な世界にも見るべきモノがたくさんある、ということを発見。そういう世界は、それはそれで楽しいのです。新聞に「病床六尺」を連載していた子規と同列にするのもおこがましいですが、毎日ブログ書いてるっていうところでもなんだか通じるものがあるなぁと思いつつドラマを見てました。
しかし、明治から昭和の初めまで、日本は戦争いっぱいしてたんですよね。太平洋戦争のあとにずっと戦争しない時代が続いているっていうのはほんとに幸せなことなのかもしれません。地震や原発事故、いろいろあるけど、坂の上の雲を目指して一歩一歩進んでいくしかないですな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Dec 8, 2011 05:36:26 PM
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