|
テーマ:暮らしを楽しむ(388446)
カテゴリ:暮らし・雑貨・きもの
まだ5月になったばかりだというのに、すでに梅雨のような湿気。じめじめした空気にノックアウトされております。…こんなことでダウンしていてはいかん。お天気に負けるな、わたし。
最近、家を考えると同時に、土地というか、住む場所についても考えています。なにしろ、今住んでいる場所が、周りにお店がほとんどなく、病院や役所なども遠く、不便。駅までは歩いて15分かからないけれど、同じ距離でも近くをバスが通っているとか、お店が近いとか、そういう場所だったらいいのにな、と思います。そのかわり、自然は多いけれども。 総合的に考えるともっと不便なところに住んでいる人は多いだろうし、静かな環境でのんびり生活するにはいいところなんですけども、これから両親が高齢化して車を運転しなくなったり、私の病気が悪化して外出が難しくなったりする可能性を考えると、やっぱりもう少し便のいいところに住みたいなと思ってしまいます。 常々、日本って、都会に人が密集しすぎだなぁと思うのですが、みんなが少しでも便のいい場所に住もうと考えたら、いろんな機能が密集している都会に集中しちゃうのも当然。 田舎は仕事がない、店がない、大きな病院もない、交通の便も悪い。人が減るからさらに便が悪くなる。悪循環。 もう、思い切って発想を転換して、なんにもない田舎のど真ん中に、病院建てちゃうとか、お店作っちゃうとかすればいいのに。そうすれば、自然と人も集まってくるような気がします。安心して住める田舎。子育てや介護がし易い仕組み。 そうやって、人が都会から分散していけば、日本全体が元気になるんじゃないかなぁ。電気も食べ物も、なるべく地産地消。地元で作って地元で消費。 住む場所選びでポイントとなるのは、私の場合は、病院、役所、生活用品や食料品を買えるお店が近くにあるかどうか。それと、交通の便。でも生活のほとんどが、近くで済めば、駅は多少遠くてもいいのかなとも思います。車がなくても生活できることもポイント。 子どもがいる家庭だと、学校が近いかどうかもかなり重要かも。 なにもかもが徒歩圏内で完結できるような生活環境に憧れます。でもそういう場所は自然がなかったり、やたら土地の値段が高かったり。 元気な人は、車があれば買い物も行けるし通勤に時間と体力を費やしてもいいのだろうけど、半病人生活をしているとそんなエネルギーはなくて、身近で全部済ませられたらいいのになぁということばかり考えてしまうのでした。体力のなくなった高齢者世帯も、きっとそうだと思います。 今は若い働き盛りの世代が都会に住んで、体力ない親の世代が不便な田舎に住んで…なんか逆じゃないかと思うのだけど、親の世代が安心して住めるような田舎になったら、きっとそれは若い世代にも住み易い環境で、二世帯同居が多くなって、祖父母が孫の面倒を見て、若い母親も働きに出やすくなって、よい循環が生まれるような気がします。 不便を楽しむんじゃなくて、ちゃんと便利に快適に生活できるような田舎暮らしができるようになったら、社会が変わるんじゃないかと期待しているところです。だれか、やって。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 1, 2012 04:25:10 PM
[暮らし・雑貨・きもの] カテゴリの最新記事
|