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テーマ:暮らしを楽しむ(388447)
カテゴリ:暮らし・雑貨・きもの
他の人の家というものをあまり覗いたことがないので分からないのですが、うちの家族は片付けがあまり得意ではないような気がします。父は「詰め込み」型、母は「森の小動物」型、私は「お店屋さんごっこ」型。それぞれに長所短所あるとおもいますけども、統一されていないので、それぞれがそれぞれにモノを片付けていることがまた混乱のもとにもなっています。
父の「詰め込み」型というのは、使わないものを押入の奥にしまい込んで、その手前に他のモノを入れてしまうから奥のモノは取り出しにくくなってますます使わなくなってしまうという片付け方。わりと大きなモノをしまうので、一見、すごく片づいたような気がするんですけども、使わないモノを取っておくことで収納スペースが占拠されて他のものが片づかなくなるという弊害があります。しかも、一見、それで片づいているような気になってしまうので、収納場所の無駄使いということに気付きにくいのが欠点。 この片付け方で片付けられている代表的なモノは読まない本、壊れかけた扇風機、昔もらった置物の人形など、使えそうだけど使えないモノや、思い出のあるモノ、いつか使うかもしれないモノ。思い出は死んだらゴミ。いつか使う機会は多分ない。そう思って処分してしまうのが正解でしょう。または、ちゃんと使いやすい場所に出すか、置物は見えるところに飾る。 母の「森の小動物」型というのは、消耗品を買ってきて、とりあえず空いている収納スペースに詰め込んでしまう方法。収納場所が決まっていないから、どこにしまったのか忘れて、買い置きがないと思ってまた買ってしまい、それをとりあえずの場所にしまってしまうからまた買い置きの量がわからなくなって同じ事の繰り返し。買って来てしまおうと思ったらずっと前に買ってあったものを発見、なんてこともよくあるのでした。 森の小動物がエサの木の実をどこかに埋めて隠して、そのまま忘れて芽が出ちゃう、っていうのに似てます。 モノは、使う場所のそばに収納して、買い置きも常に収納場所を決めておいて、そこに入る分だけ買う。買い置き分を使ってしまって収納スペースが空いていてもそこに別のものをしまわない(あとで買い足したものを入れるスペースがなくなるから)。簡単なことだと思うんですけど、何度言ってもできない母。だいたい、消耗品に限らず、モノを定位置に戻さないことが多いです。最近やっと少しはマシになってきました。 私は「お店屋さんごっこ」型。見えるところ、手に取れる範囲にずらっと並べちゃう。見えないところにしまってしまうと忘れてしまうので、平面的に並んでいると安心するのです。片付いていないようで、実は自分の中ではちゃんと区分けされていてどこに何を置くか分類できていたりします。 奥行きのある収納スペースが苦手。基本的には、取り出しやすくて片付け易い収納が好きです。だから、お店屋さんみたいに、商品が見えて、お客さんが手にとって見てまた戻しやすい、そんな状態が好き。お店の陳列棚とか什器とか、つい見てしまいます。お店のストッカーっていうのも、商品を補充しやすいように整理整頓、分類されていていいなぁって思います。 そんな私の荷物を見てどこかに詰め込みたくて仕方なくなる父、定位置にモノを戻さない母にイラッとする私、思い出の品を父が押入の奥深くにしまい込んでしまったことにまったく気付かない母。三者三様、悲喜こもごも。 まぁ、片付かない根本的な理由は「モノが多い」ということですので、とにかくまずはモノを減らすところが基本のようです。シンプルで身軽な生活がしたいです…。たぶん無理そうだけど…。
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最終更新日
Jul 15, 2012 04:34:53 PM
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