カテゴリ:ハーブティー
メドゥスイート。
私が以前、よーく飲んでいたハーブティーです。 下痢にいいと本で読んだからです( ̄ー ̄) 和名は、セイヨウナツユキソウ。 西アジアやヨーロッパが原産でバラ科の植物です。 抗炎症作用、発汗作用などがあり、下痢腹痛にもいいそうです。 実際の植物は、私は写真でしか目にしたことはありませんが ふわふわとした雪のような綿のような白いお花を咲かせていました。 とっても、素敵(*^o^*) 花からは、アーモンドのような香りがするそうです。 どうりで、ハーブティーからも、どことなくそんな甘い香りがしてきます。 このハーブは、中世では、ストローイングハーブといって、床にまいたり 教会の結婚式に使われたり、花嫁さんの花冠に使われたりしたそうです。 すてきぃー♪私もしてみたかった・・・・(笑) メドゥスイートから摂れるサリチル酸は、抗炎症作用に優れているらしく アスピリンの原料でもあります。 アスピリンというと、なんだか胃にきつそう・・・というイメージが・・・ そう思い、以前調べたところ ハーブ全体の働きは、薬に使われる合成されたアスピリンと違い 胃腸にとても穏やか。小さなお子さんにも安心だそうです。 いろんな成分が相成って、そういう作用を作り出すようです。素晴らしい! そういえば、メドゥスイートには粘液質が含まれます。 これが、消化管の壁を守ってくれるのかな、と私は思っているのですが・・ メディカルハーブにお詳しい方、ダメだしお願いします(笑) ハーブの中の成分たちって、それぞれが融合し、 絶妙な仕上がりになっているんでしょうね。 それは、人間が人工的に作り出せるものではない、 自然界が作り出したものですね。 メドゥスイートは、発汗作用があり、熱を下げるのにいいといわれます。 粘液質が含まれるけど、マロウのようにまろやかさはなく、少し歯がキシキシするような紅茶のような渋みの感覚もあるんです。 これは、タンニンが含まれるせいなのかな?なんて思って調べてみたら やはり、そうらしいです。 でも、タンニン自体の味が渋いわけではなくて、 口の中に入り、たんぱく質と出会うと、 変性し渋みの感覚を受けるそうなんです。 タンニンが含まれると、収斂作用があるので、 下痢にいいということなのだろうか・・・ そう思いまた調べると・・ 「タンニンが腸粘膜のタンパク質と結合して皮膜をつくり、 分泌や刺激を抑えて下痢を止める働きをする。」という記載を目にしました。 いつも、こんなことをしていると、ホント時間がいつのまにか過ぎていく・・(早く寝ましょう) まぁ、もっといろんな成分とか作用とかが複雑に絡み合っているんだろうし こんな単純なことではないでしょうが、 ハーブティーを飲む上で、何かヒントにはなりますよね。 最近は、自分の感覚と成分と照らし合わせて、なるほど~、と記憶していくようなことを少しずつしています。 成分とか作用とか丸覚えするには、もう脳がついていかないし この方が記憶に残ります。 例えば・・・ 体が温まるな → どうして、体が温まるか → もしかしてこの成分が入っているからかな? → そしたら、同じこの成分が入っているこっちのハーブも、同じ感覚が得られるかな? こんな風に、五感を使って探っています。 体感と成分を照らし合わせるって、おもしろいですね。 メドゥスイート・・・ 風邪の引き始めに、リンデンやエルダーなどの発汗作用のあるものとブレンドするのもオススメです。 お腹の調子が悪い時、カモミールやワイルドストロベリーとブレンドして せっせと飲んでいました。とても飲みやすいです♪ あー・・また長くなりましたぁ(汗) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ハーブティー] カテゴリの最新記事
|
|