サラリーマンの独り言＠群馬　[本と映画と・・・]

あまりに暇だったので、古本屋でちょっと立ち読みをさせてもらいました。
前からちょっと気になっていた医龍を1巻から読み始めて4巻くらいまで一気に読んだ。最近、ずっと立っているのもつらいので、今度はマンガ喫茶にでも行こう。

題名のとおり医者ものだ。なかなか好き。
どこが好きかというと、よくある設定だけど、主人公がすご腕の医者であり、金や権力には執着が無くて、間違った事にははっきりと反対して、しっかりとした自分の信念を持っている。こう書いているとDr.コトーのキャラみたいだけど、医龍はそんなにおっとりしたキャラではなくて、もっと強烈な狼タイプのキャラ。それだけではなくて、加藤ちゃんも強烈でやり手なキャラだし、野口教授もめちゃめちゃ小ざかしく憎たらしいキャラで、ホントにいそうな奴。ほかのサブキャラも個性的なキャラばかり。

それと、ストーリーが医局の話ではあるが、サラリーマンにも当てはまると思う。会社では、部の中ではなんだかんだで部長が権力者であり、課では課長、チームではチームリーダーってのもいる。そんな上司に言われた事を、間違っているとは思ってもやらざるを得ない状況は多々あって、そんなときに、会社の上下関係や権力に関係無くバッサバッサと斬ってくれる存在がいたらいいのにって思う。朝田はそんなキャラで、だから読んでのめり込むのかもしれない。