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サラリーマンの独り言@群馬 [本と映画と・・・]

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2006.03.23
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カテゴリ:DVD/映画/TV
最後まで暗かった。どよーんとしたこの感じはどこから来るのだろう?
テレビを見ているのに、心臓がドキドキした。

笹垣を殺せなかった亮司。
それだけか、青酸ガスにやられてしまったのだ。
あぁなんて事だ。
ちょっとした、気のゆるし。
自分の事をずっと見ていてくれた存在だと
気づいてしまったが故の失敗。

もしかしたら無意識のどこかで
自分を捕まえてくれ、殺してくれと思っていたのか・・・

とうとう亮司が指名手配になり
雪穂のR&Y2号店がオープン当日。

亮司は店で待ち伏せする笹垣を、また殺そうとするも失敗。
負傷した笹垣に説得され、子供が出来た事も聞く。

ここで、説得に応じてしまうのかと思ったが

亮司の雪穂を思う気持ちは強かった。

すべての真実と共に自ら死を選んでしまう・・・
想いが強すぎますよ。。亮司。

その想いを守るかのように、
雪穂も嘘に嘘を重ね。
亮司を悪者にしてでも、
真実を守った。
そして真実を失った・・・

これで雪穂も真実を誰にも話せず
唯一話せる亮司もいなくなり
廃人のように・・・

2006年11月11日
二人手をつないで太陽の下を歩くはずだった日
ついに辿りついた

雪穂は、まだ幼い亮司の息子と手をつなぐ・・・・・




暗い、そして悲しい物語だった。
だけど、とても心に残った。
二人の歩んできた悲しく苦しい道程を思うと
最後は、笹垣のような気持ちになっていた。

TBS系ドラマ「白夜行」オリジナル・サウンドトラック
<完>





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最終更新日  2006.03.23 22:49:08
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