サラリーマンの独り言＠群馬　[本と映画と・・・]

経営はロマンだ！/著者：小倉昌男

著者は元ヤマト運輸社長、ヤマト運輸の創業者の息子で2代目社長である。
社長になった時期は、会社は厳しい状態にあった。
当時は企業の荷物を運ぶルート配送が一般的であったのを
個人荷物の配送業務のシステムを開発した。

それが、「クロネコヤマトの宅急便」

これが大ヒットとなり会社を立て直し
今のヤマト運輸を作り上げた人物だ。
その半生をつづっている。

なかでも、監督官庁だった運輸省などの官僚を批判している。

トラック路線の免許の許可がおりずに
当時、運輸大臣の橋本龍太郎運輸相を相手取り、
行政訴訟をしたこともあるそうだ。

監督官庁に対しては、業者は接待接待みたいなイメージがあるが
監督官庁とまっこう勝負するくらい
信念が強い人だったのだと思う。

それだけでも、すごいと感じた。