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売れないのは誰のせい? 著者: 山本直人 著者の山本直人さんは慶応義塾大学法学部卒、博報堂に入社し、いまは退職し独立している。 テレビを見れば番組の途中にコマーシャルが流れている。 そのコマーシャルを見てどう感じるか??? あゆが宣伝してるからこのデジカメ買おうかな 新製品がでたんだ このBGMなんて曲かな あの猫かわいいな とかいろいろ感じているはずで それによって、商品を選択したり 企業のイメージとか商品のイメージが変わってきたりもする。 だから、CMをつくるほうは真剣にマーケティングを研究して 良いCMにしようとする。 ドリームキャストの宣伝があったのを覚えている。 詳細は覚えてないけど、セガの専務がCMにでてきて ああだこうだと言っていたような気がする。 このCMはだいぶ話題になり、広告業界ではいろいろな賞をとったそうである。 しかし、ドリームキャストはプレイステーションに負けて撤退した。 このCMは、自虐広告の部類にはいるそうだ。 CMの評価と宣伝した商品の売り上げがまったく逆になっている。 それはCMのせいだけとはいえないだろうが、 同じような例はあるらしい。 では、CMがどれくらい効果があるのだろうか? それは、はっきりとはわからないようである。 だからこそ、CMをやめるわけにはいかないというのもあるらしい。 なかなか面白い本だった。 この本をよんでから、テレビのCMを見る目がかわってきた。 これは、何を狙っているのかな とか どの客層にうったえようとしているのかな とか いろいろ考えるようになったし、 考えることによって、ボーっとみていたときより楽しく感じられる。 ※マーケティングの4P Product(製品)、Price(価格)、Place(流通)、Promotion(プロモーション) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.09.01 12:02:34
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