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「無法バブルマネー終わりの始まり」
金融大転換時代を生き抜く実践経済学 著者:松藤民輔 著者の松藤民輔さんは明治大学経営学部を卒業し、日興証券、メリルリンチ証券、ソロモンブラザーズ証券を経て、株式会社ジパングを設立した。 「ザ・エコノミスト」誌に、この10年で一番注目しているエコノミストとして紹介された唯一の日本人。 だそうだ。 内容は サブプライム問題にはじまり、アメリカの経済のこれからを予測している。 中国については、北京オリンピックもあり、経済は絶好調に見えるが、いろいろな問題を抱えており、崩壊すると予測している。 ロシアについても資源高で絶好調であるが、資源バブルでありこれもサブプライム問題の影響をうけるそうだ。 いろいろなデータを引用しているところが、なかなか実際の数値データを知ることができない中では、参考になる。 このデータから将来を予測していくことが素人には難しいので、 そこを的確に予測してくれるエコノミストなりに頼ることになるのだろうけど、 世の中にはいろいろな予測をする人がいると思う。 その中の一人が松藤民輔さん。 経済雑誌でも、株価予測では上がると言う人もいれば、下がるという人もいる。 最後は、どの予測を信じるかを、自分で選択していくことになるのだと思う。 サブプライム問題や、中国経済、ロシア経済については、参考になる内容も沢山あった。 読んで損はなかったと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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