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サラリーマンの独り言@群馬 [本と映画と・・・]

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2008.07.19
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カテゴリ:DVD/映画/TV
映画館で『クライマーズ・ハイ』を観てきた。

1985年に群馬県の日航機墜落事故が物語の中心あって話しは進んでいく。


日航機墜落事故当時は、自分はまだ中学生だった。
夏休みの真っ只中、母親の実家に帰る途中、母は
 「なんか山のほうで煙が見えるねー」
 「なんだろう?なんだろう?」
としきりに言っていた。

その時はまったく気にしていなかった。

母親の実家に着きテレビをつけると日航機が行方不明になったニュースをやっていた。
母は
  「これだよ、きっと、あの煙は!」
と騒いでいた。

自分は、そのとき、この事故が520名もの犠牲者を出したとか
国内最大の航空機事故だとか
というニュースよりも
母親の実家で、残り少ない夏休みを楽しむことばかりが気になっていたようだ。

しかし、毎年夏には、遺族の慰霊登山のニュースがながれ
20年以上経った現在、
この日航機墜落事故が映画で取り上げられている。

成長するにつれ、世の中のニュースに目を向けるようになり
世界のいろいろな事件・事故を知るにつれ
日航機の事故は、重大な事故なんだと、改めて感じるようになった。




映画クライマーズ・ハイの中では、
「大久保連赤(おおくぼれんせき)」というセリフが良く出てくる。
主役の堤真一が、お偉方の部長たちを皮肉っていうときに使われている。
最初はなんの事かわからなかったが、映画をみるうちにだんだん解かってきた。
群馬県で過去に起こった大事件のことなんだと・・・
すこし大久保連赤について・・・

大久保  大久保清連続殺人事件Wikipediaの記事
1971年に群馬県で起こった連続殺人事件、犯人の大久保清は死刑となった。

連赤 連合赤軍事件Wikipediaの記事これも1971年。
連合赤軍の浅間山荘事件はすでに、書籍や映画、ドラマ化がされていてすでに有名である。
じつは、浅間山荘事件の前に、「山岳ベース事件」も起こしている。
山岳ベース事件は連合赤軍が山中に潜伏している時に、赤軍メンバー(仲間)をつぎつぎにリンチし、12名を殺害した事件である。このリンチ殺人をした後に浅間山荘事件を起こしているのだ。

連合赤軍、とくに山岳ベース事件については
『実録・連合赤軍 浅間山荘への道程』
という映画があります。
この映画も見てきたが、事件の激しさというか、酷い現実を見せられた感があり
まだレビューはしていません。9月にイオンシネマ高崎で上映するみたいなので
もう一度見てみたいと思っています。



だいぶ話しがそれてしまったが
クライマーズ・ハイ。
主役の堤真一が谷川岳の登山、という生易しいものではなく、まさに命を懸けたロッククライミングをしながら
日航機墜落事故の取材当時を回想しているところからこの題名は来たのだろう。

群馬県の地方新聞の記者である堤真一が
日航機墜落事故の全権デスクになり、つまり指揮を執ることになるのだか
未曾有の大事故に対する、中央の大新聞との競争があり
しかし地元新聞としても役割も考えながら取材をしていかなければならない。

会社の中でも、組織との戦い、他部署との確執があるが
がむしゃらに突き進み、戦い続ける。
まさに、仕事すべてが壮絶な戦いだ。

その反面、仕事の忙しさの為に、家族とはすれ違う。
まさに、現代の企業戦士をも思わせる。


この映画は、仕事に生きる男の戦いそのもの

そして戦いが終ったあとにはなにが残るのか

谷川岳の岩壁を登りながら、頭のなかを駆け巡るものはなにか

最後に、助けてくれるのはやはり家族であり
行き着く先は家族というかけがいのない存在ということだ。


それにしても堤真一の演技はいい。


クライマーズ・ハイ






クライマーズ・ハイ  TVドラマ





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最終更新日  2008.07.19 08:47:52
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