一期一会 「存在は風化する」 それは「哲学」ではなく実感である。 流れていくとはそういうことだ。 私は流れ者である。 選び取り、選ばされた。 後悔もないが批判もされたくない。 私が去った後、私の存在は風化する そのことを受け入れられるようになった。 私の中の記憶も風化していくのであり、 時とはそういうものであると ようやく理解できるようになった。
テーマ:今日のこと★☆
カテゴリ:げーじつ
野田秀樹 演出・脚本の「エッグ」を観てきた。 寺山修司の書きかけの脚本が、立て直す劇場から出てきて それを現代の脚本家が書き直す‥‥という設定で始まるのだが、 東京オリンピックという言葉が出てくるからその時代だと思っていると さらにその前、戦前に「開催されなかった」東京オリンピックであることが 明らかにされ、さらに、そこが東京ではなく、満州であると‥‥‥ 野田秀樹も、書いた時点では、日中関係がここまでになるとは 思っていなかっただろうな などと思いながら観たのだけれど。 深津絵里が、シンガーとして出てきて椎名林檎作曲の歌を歌う。 声も姿も可愛かった。 彼女が結婚したかった男として仲村トオルが、 愛がないのに結婚してしまった男として、妻夫木聡が出演する。 橋爪功や大倉孝二はもちろんだけれど、藤井隆がとても良かった。 演劇も、ずいぶん久しぶりであった。 精神的に、かなりリフレッシュできたような気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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