カテゴリ:読書・日々の生活
ダイアナ・ウィン・ジョーンズの、比較的初期の作品だとか。 ライマンと呼ばれる狩りをする、 ときどき超能力を持つ子が生まれる種族 ドリグと呼ばれる水の中に住む動物に変身できる種族、 そして、巨人。 彼らはそれぞれ、自分たちが「人間」であると思っているのだった。 巨人、というのが、いわゆる人間なのだけれど それも、他の種族よりも横幅は厚いけれどとんでもない体格差でもなく、 それぞれの暮らし方が違うだけなのである。 呪われた首環をめぐって、 まったく違うと思われていた種族の子どもたちが 異文化交流をはじめるのである。 殺し合いを好んでいるような、 お互い好戦的なように見えたそれぞれの種族も 実はそれぞれにポリシーもあるのだった。 なんというか。 首環に呪いがかかるところは非日常的な感じなのだけれど なんとも言えない面白さのある作品だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年04月20日 19時53分32秒
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