カテゴリ:読書・日々の生活
二年も前に完結した漫画ではあるが、やっと読んだ。 嘘、憎しみ、恐れ‥‥ それが人間の特性である。 有能なロボットたちは、ヒトとロボットを見分けるが、 「嘘をつく」力のあるものは、ロボットかどうか迷ったりする。 有能なロボットたちが何人もプルートーに殺されて、 その死の瞬間にお互いが通信し合う。 それぞれの断ち切られた生を惜しみ、悔しがり やがて、犯人に対する憎しみが育っていくのである。 世界中の人の情報を与えられても、自分の志向性が定まらなければ 「自分」としては生きていけない。 その志向性が「憎しみ」でなければならないのかどうか。 登場するロボットたちのキャラクターがとても良い。 大人に向けたアトムだった。 もう一度、アトムに触れたい と思ったのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年10月16日 20時55分53秒
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