八幡谷戸ふれあいガーデン
今日、八幡谷戸ふれあいガーデン利用開始にあたっての説明会が開催されました。「神奈川県伊勢原市」まだ、区画に空きがあるのでこれからでも申し込が可能とのこと。市外在住者の方でも申し込が可能です。申し込み先連絡先は最後に記載。東京農業大学(農学博士)木村正典氏によるセミナーで、家庭菜園についての歴史とあり方についてのお話がありました。このセミナーの中で、これまで有機農法について誤解していたことが・・。堆肥は土壌を改良するもので、直接野菜が必要とする栄養素にならない。堆肥から色々な菌や虫が土壌を分解し、野菜が必要とする栄養素を含んだ土壌に変わっていくようで、堆肥が直接養分になるのではないと言うこと。つまり、ミミズが住み付くような土地が肥よくで安全と言うこと。プランター栽培で失敗したのはこれか? 土がパサパサ。したがって、土壌つくりは数年必要とし、三年間の契約年数が経過した頃、ようやくいい土になるんだって!?化学肥料は直接植物が接種する栄養素で容易ですが、いづれ土地がやせてしまうそうです。だから、初回の私たちは次の契約者のための土壌づくりをすることになるんだって。三年後には、いい土壌になる事でしょうねと講師が・・(会場から大爆笑)。家庭菜園は、営利農家とは違い、少ない耕作地に、たくさんの品種の野菜を育てて行くことで、植物間のバランスや土地の質が維持されるそうだ。坪単価の高い家庭菜園だからこそ、有効に土地を活用してほしい。創造した以上に、密に植えてもいいようだ(その分土壌づくりが必要になるが)。土壌の作り方については、次回のセミナーで。と言う言葉に、さっそく「さんぽの家庭菜園構想図」を作ってみた。ツルものはホームセンターで販売されている組み立て式の支柱にネットが付いた両面使用出来る三角型のものを使用予定。欲張りすぎかなぁ~!特に初心者でもあり、帰りに立ち寄った園芸センター売っていた夏野菜の苗をすべてを図に詰め込みました。後のことは徐々に考えていきます・・。明日、ふれあいガーデンのオープンイベントが開催される予定ですが、明日の天気がちょっと気になるところ。市民農園の区画は全部で220区画あり、神奈川でも3本の指に入る大規模市民農園です。こうした市民農園のあり方についての研究を行うため、東京農業大学がバックアップしていくそうです。市民農園はコミュニケーションの場としての大きな役割も担います。管理センターには、農業指導員が常駐。伊勢原市民でなくても利用が可能。市民農園の申し込、問い合わせ先市民農園指定管理者(株)中村農園:TEL0463-95-1243なお、6月頃までに「ふれあいガーデン」のHPページも制作される予定。