＝しょんの隠れ家＝

この休みで働きまくった。前からある貯金と併せてある程度の貯蓄ができた。仕事量も少しは少なくできる。でもきっと今は毎日入れられるけどね。

もうすぐ僕は19歳になる。三月十日が僕の誕生日。もう三月に入ったよ。僕の残り少ない18歳もカウントダウンだ。意識してないけどさ、なんかやるせないんだよな。歳とりたくないな。

そう、僕は同じ学年でも早生れだから(しかも三月)みんなより一個下に近いんだよな。高校の時に、毎日一緒に登校してた川島ってやつは、僕の一日前に生まれて、しかも同じ病院病室だった。

まぁ川島の話はよし。もうすぐみんなと同じスタートラインに立てるんだな。一ヵ月もしないうちに20歳になっちゃう人もいるけどね。


19歳になったら。時間に余裕ができるかもだから、なんかやりたいと思う。毎日のんべんくらりと学生生活を過ごすだなんて糞くらえだ。なにかやらかしたいんだよ。みんなにできないこと、できるのにできないこと、言いたいのに言えないこと、僕は全部言ってやる。やってやる。みんなを代表して。僕がやりたいことだけじゃなくて、みんなが同じようにもってる同じ不満ややるせない気持ちを、人によってはうまく表現できないと思う。僕が代わりに言ってやる。僕が代わりにやってやる。だから、みんなの気持ちを伝えてほしい。どれだけ時間がかかってもいい。僕はいろんな人としゃべりたいなって思うよ。それぞれが笑えるように、それぞれが明日も希望を持てるように。


でも僕はひねくれてるからね。ひねくれてるってゆうよりも恥ずかしがり屋なんだ。性格は単純そのものだから。ただ、みんなの言いたいことやりたいこと、真っすぐに表現できないかもしれない。なんかおかしな比喩を使って表現するかもしれないね。（比喩なんて上品なものじゃないかもしれないけど。それに僕の表現を比喩の一言で済まされるのは嫌だけど、言葉がわかんないから使わせてもらうよ。）


きっと、僕はギターを手にすると思う。今、この日記を書いてる僕の横で安物ギターが立てかけてある。僕は格好つけて音楽をやろうとは思わない。女の子にキャーキャー言われたくてやるわけでもない。仲良し友達でのバンドなんて、一回か二回で十分さ。いつもつるんでるやつとは、いつもどおりいても楽しいんだ。

なんでギターを取ったか、理由なんてほとんどない。ただ、音楽ってものに辿り着いただけさ。そこに音楽があっただけだよ。くさいけど、本当だから仕方ないよ。


僕と組んでくれるかわかんないけど、いつも物事を真剣に考えてくれる人がいる。大学に来て、こいつと出会えて一番よかったって思えた人がいる。あいつと組んでみたい。あいつは一緒にやってくれるかわかんないけど、僕はやってみたい。前、話してた時に話があやふやになったことがある。後悔してるよ。

毎日ギトギト練習漬けになる必要もない。あいつと組んでやってみたい。そう思っただけさ。