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カテゴリ:中国留学の思い出
中国で留学生をやっていた時のこと。
レストランでは揚州炒飯というメニューをよく目にする。 きっと揚州は炒飯の本場なんだろう! 「ラーメン激戦区」的な街を想像して GWの休みに出かけた。 が… 私の探し方がよくないのか、町中一般の食堂 やたら油っこいとか まずくはないけど普通の卵炒飯とほとんど同じとか 余計な葉っぱ入れちゃってるよ、とか、 はっきりいって期待はずれ。 そうだ!有名店ならいいかも。 情報のない時代、ビンボー旅行者がみんな持ってたガイドブック 『地球の○×方』に載ってた店を目指した。 何とか場所は探し当てたが、 入り方が分からない。 周りをウロウロしてみたら 小宴会場みたいな部屋が覗けた。 円卓が3、4卓置いてあるだけで ガランとしていて人影もない。 ここで待っていたって誰かが注文を取りに来る なんてあり得ないよね。 移動をしようと思ったその時 私の目に飛び込んできたのは 部屋の奥、開いているドアの向こうの廊下を 従業員が大皿に山盛りになった炒飯を運んでいく姿 あ、イメージ通りの揚州炒飯 しかし 「まってえ!私にも一口分けてぇ…」 というわけにはいかず 指をくわえて見送るだけだった。 現在は情報がたくさんある上、 中国も豊かになっておいしい店も多いと思うので こういうマヌケな展開にはならないと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月03日 07時29分26秒
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