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テーマ:中国&台湾(3304)
カテゴリ:中国留学の思い出
もうすぐ留学生活も終了、な6月のある日、
Pi-子さん (ブックマーク・よく行くページの『世界征服宣言』の方です)と 生活用品の処分をどうしようかと話していた。 捨てるのはもったいないけど 日本に持ち帰るのはちょっと… みたいな物がけっこうある。 そうだフリマをやろう! 場所は留学生寮のすぐ裏、 学校の敷地内を流れている川の土手と決めた。 品物をスーツケースに詰め込んで さあ出発! しようとしたら、 寮を出る前に服務員(寮で働いている人)に呼び止められた。 「物を売るんですって?私たちも欲しいから先に見せてちょうだい。」 当時の日本製品は中国のものよりよっぽど質が良かった。 欲しいと言われるのは分からなくもないけど、 「売るなんてねぇ。今までの留学生はただでくれたのに。」 にはムカッ! 買いたいと言ってきたのはそっちだろーに しかも目ぼしい物、値切って持ってっちゃった。 気を取り直して改めて出発 予定した場所で店を広げると、 はじめのうちこそ閑古鳥だったが だんだんと人が集まってきて そのうち質問攻めにあう。 「売ってるの?いくら?」 「留学生なの?」「日本人?」 「これは何に使うの?」 聞かれたのはゴキブリ○イ○イのことだ。 「虫捕り」と答えたら 質問した人、組み立てておいた見本を手にし 「こうするの?」 空中を泳がせた。 そうじゃないんだけどな… あっちの人こっちの人と話をしているうちに 物も売れ始め、商売繁盛! と、思いきや 売れているのは主に物の豊富なPi-子さんの方。 私の方はさびしーぞ 様子を見ていたのか、一人のおじさんが近付いてきて 「私が買ってあげるよ。」 店の前にしゃがんで物を物色後、 そんなモノまでいいんですか? →例:フフホト産原毛をフエルト状に固めただけの靴下 てな物まで買ってくれた。 お買い上げありがとうございました。<(_ _)> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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