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カテゴリ:中国留学の思い出
留学生宿舎の門を出て右折、
まっすぐ歩いて行くと学校の南門です。 門の外からさらに南に向かって伸びている道は 庶民感覚あふれる商店街、 というより、 近郊農家が農作物を積んで売りに来たりするリヤカーがとまり、 屋根と壁があればいい程度の店が並んでいる 雑然とした通り。 農作物は季節の物に限られていて種類はそう多くない上、 袋に入ってもなく、ざるに載せられてもなく ただ積まれている。 よく見ると大きさも形もバラバラで、 中には虫食い?みたいのまで混ざっていて… 数日前、以前の留学生で久しぶりに学校に遊びに来たというWさんから聞いたのは、 「買い物する時、『多少銭?』(=いくらですか?) なんて (教科書通りの言葉を)言っちゃだめよ。 ここではザーマイア?(zenme mai a?の変形=どう売るの?)だからね。」 土地の言葉をしゃべった方がウケがいいというか、 そうでないと相手にしてくれないこともあるとか。 卵を買ってみよう! 教えてもらったとおりに実践すると、 リヤカー店主のおじさんは 「どれぐらい欲しいの?」 「えーっと、5個。」 「5個?」 ちょっと怪訝な顔をしながらも、秤に卵を乗せ出した。 そうだ、もう一つ教わった買い物のコツ…自分で選ぶ 相手任せにすると変な物を押しつけられたりするとか。 「私がやる!」 おじさんを制止し、 秤上の卵を取り除いて、自分で選んだのを乗せると、 「一kuai三mao五。」(1元3角5分) 秤を見ておじさんが値段を言った。 個数じゃなくて、重さで値段を決めるんだ。 買った卵は割らないように気を付けて持って帰ってゆで卵にしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年09月09日 01時20分19秒
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