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カテゴリ:中国留学の思い出
「一緒に行かない?」
9月のある日、ルームメイトのH子から誘われました。 彼女は水泳が得意で、関連種目を見たいと言います。 私の方は泳げないのも同然、競技にも全然興味はないけれど、 断るのもどうかなと思って 「行く!行く!」即OKしました。 会場の入場券が個人では手に入れられないため、 列車の切符と併せて旅行社に手配を依頼して、 いよいよ出発、北京までは夜行列車で一晩です。 翌朝の到着後は、その日に水泳競技は無く時間があるので、 みなさんから頼まれた生活物資(地元では手に入らないものもありました)の買い出しへ。 まずは口コミで知った唯一のコンビニ風商店からスタート。 私は日本のしょうゆを購入。醤油さしサイズなのに16.6元も! (当時のレートは1元=約30円なので約500円です。高い…) いろいろ回っているうちにお昼も過ぎ、荷物もそれなりの重さになってきたので 早めにホテルへ行こうと歩いていたら、 なんか変、 街がすっきりし過ぎている感じ… どこかで路線バスにでも乗ろうと思っていたのに、 歩けば歩くほどバスが見つかるどころか、 車も人もどんどん数が減ってきて、 あっという間に誰も何も通らない街に… いったいどうしたの? ……開会式! アジア大会開会式が始まり、交通機関全面ストップです。 もうひたすら歩くしかなく、2人無言で足を運び続けると、 途中、ある集合住宅の前で何やら人だかりが… 建物の入口にテレビを1台置いて、住民らしい人たちが 集まって開会式の中継を見ているようで、 のぞかせてもらおうと門から一歩入りかけたら、 「ダメだ!向こうへ行け!」 追い払われました。 さらに行くと、今まさに開会式が行われている工人体育場のすぐ近くの通りへ。 国内外からの観光客が乗ってきたらしいバスがずらりと並んでいます。 それを横目に見ながらまだまだ歩き、やーっとホテルに着きました。 ※宿泊ホテル…華都飯店でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年09月25日 10時48分09秒
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