『私は勉強したい』を読みました。
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中国の、学校に行くことさえ困難なほど貧しい地域の少女が

書いた日記と、

それがたまたま現地を訪れたフランス人の手に渡ったことによって起こった、

就学援助の活動が与えた、少女やその周囲への影響が書かれています。


少女の努力や苦労も今の日本では考えられないようなものですが、

それより気になったのは、彼女の母の方…

私と同年代なのに読み書きができないなんて！、です。

その母が、何とかして子供に教育を受けさせようと苦労を重ねます。


自分と比べていろいろ考えさせられました。

一つは月並みですが、こんな大変な思いをしなければならない人がいるのに

自分はなんて恵まれているのかということ。

もう一つは、

恵まれているはずの環境なのにどうして不足を感じなければいけないのかということ。


うちには、ゲーム機がありません。

長女（小5）の話では、みんなDSを持っているそうです。

買えない値段ではありませんが、

予算を回したいことが他にたくさんあります。

ゲーム機が無いことが死活問題なら

私だってどんな苦労をしても買いますが、そうではないわけで…。

でも今の時代ゲームも世間の流れに乗るための一般常識の範囲になるのかな、

と、思ったりもします。