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2007年10月27日
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カテゴリ:中国留学の思い出
おだやかな秋の日の午後、

寮のある部屋に人が集まっていました。

数年前の留学生で遊びに来ていたDさん、

大学本科で教えている中国人のH先生(女性)、

ほか今季の留学生も何人かいて、

世間話で盛り上がる他に話題に上ったのは、

Dさんの持っている民族楽器でした。


H先生はDさんの二胡の先生でもあるそうです。


何人かが楽器に触ってみたくなり、順番にトライさせてもらいました。

自分の番が来て、恐る恐る弓を動かしてみると

キ~、と音色とは言えないような音ですが、H先生は

「なかなかいいじゃない。」

え?!これでいいの?びっくり

たぶん相当おだても入っていると思いますが、

私はすっかりその気になって、先生の

「習いたかったら教えてあげるわよ。」

との言葉に張り切って名乗りを上げました。



数日後、

一緒に習うことになった留学生仲間のJちゃんと出かけた先は、

先生から教えてもらった、街の繁華街近くの楽器店です。

店というより物置、ひいき目に見て博物館?みたいな

古くてほこりっぽくて商売っ気なさそうな店内の

入り口からそう遠くない壁の面に

何台かの二胡が飾られていました。

そのうちの2台を店のおじさんに取ってもらい、

どれを買うかは、Jちゃんと

「私こっち買う。」「じゃ、私はこっち。」的に

簡単に決定です。(楽器の良し悪しの見方は分かりませんでした。)


ケース、松香、琴馬数個付きで、合計200元でした。

二胡1

↓ブランド名のようです。
敦煌印

↓松香(松脂)です。
松香






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最終更新日  2007年10月27日 00時53分20秒
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