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カテゴリ:中国留学の思い出
みんなで(元々知り合いだったわけじゃないけど)行った留学、
おかげで寂しい思いはしないですみますが、逆に ひとりになりたくてもなれない… ルームメイトはそう都合よく出かけてはくれないし、 自分が部屋を出ても、寮の敷地内には誰かしら居て、 顔を見れば声をかけられます。 外出しても、喫茶店の類なんて無いのと同じ(大型ホテル内だけ)で、 食べ物屋はあっても、少なくともひとりで休む環境じゃなく、 せいぜい公園のベンチが考えられる行き先ですが、 暖かい季節ならともかく、今はちょっと…。 それに、外国人だと分かったら、興味深々で話しかけられます。 どこへ行っても人、人、人…。 もう嫌、一人の世界が欲しい! 寮を飛び出し自転車に乗って、どこへ行くあてもなくこぎ出すと、 気づいたのは、 戻っても到着先も人ばかりだけど、 乗っている間はひとりになれる。 寒空の下、体力的には楽でなくても、 それでもひとりになりたくて、しばらくこぎ続けました。 町はずれの、 もうこれ以上行ったらまずいんじゃない?という所で引き返して寮に戻ると、 気分はすっきりとまではいきませんでしたが、 疲れた分、イライラの勢いは収まっていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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