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カテゴリ:中国留学の思い出
秋が終わるころから、Lさん宅へ出入りするようになりました。
Lさんは20歳の看護師をしている明るい女性です。 お母さんが学校職員をしている関係からH先生の紹介で知り合い、 一応私が彼女に日本語を教えるという目的はありましたが、 実質は遊びに行っているようなものでした。 かなり寒くなってきたある日、 数日前に買ったダウンジャケットを着てLさん宅を訪ねました。 よくある集合住宅の中間階の一室をノックすると、 ドアが開いてLさんが顔を出しました。 「いらっしゃい、どうぞ。」 「こんばんは。おじゃまします。」 中へ入って行きながら世間話を続けて、ふと気がついたのは あ、ダウン着たままだ! 常識マナー=よそのお宅を訪問する際、コートなどの上着は入室前に脱いでおく、を いけない、忘れてた… あわてて脱ぎかけたら、意外にもLさんに 「脱いじゃダメ!着ていないと風邪ひくわよ。」 阻止されました。その上 「私も着ているでしょ。」 言われてみれば、Lさんもブルーのダウンを着たままです。 え?これでいいの? と、聞きはしませんでしたが、出てきたLさんのお母さんが 「うちはこれだけだから寒くてね。」 と、指差した方には豆ストーブ?が一つです。 確かにこの(3LDKってところです)の広さで しかもコンクリートむき出しの床の部屋の暖房には不充分だと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年12月09日 19時42分12秒
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