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2007年12月08日
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カテゴリ:中国留学の思い出
秋が終わるころから、Lさん宅へ出入りするようになりました。

Lさんは20歳の看護師をしている明るい女性です。

お母さんが学校職員をしている関係からH先生の紹介で知り合い、

一応私が彼女に日本語を教えるという目的はありましたが、

実質は遊びに行っているようなものでした。



かなり寒くなってきたある日、

数日前に買ったダウンジャケットを着てLさん宅を訪ねました。

よくある集合住宅の中間階の一室をノックすると、

ドアが開いてLさんが顔を出しました。

「いらっしゃい、どうぞ。」

「こんばんは。おじゃまします。」

中へ入って行きながら世間話を続けて、ふと気がついたのは

あ、ダウン着たままだ!

常識マナー=よそのお宅を訪問する際、コートなどの上着は入室前に脱いでおく、を

いけない、忘れてた…

あわてて脱ぎかけたら、意外にもLさんに

「脱いじゃダメ!着ていないと風邪ひくわよ。」

阻止されました。その上

「私も着ているでしょ。」

言われてみれば、Lさんもブルーのダウンを着たままです。

え?これでいいの?

と、聞きはしませんでしたが、出てきたLさんのお母さんが

「うちはこれだけだから寒くてね。」

と、指差した方には豆ストーブ?が一つです。

確かにこの(3LDKってところです)の広さで

しかもコンクリートむき出しの床の部屋の暖房には不充分だと思いました。





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最終更新日  2007年12月09日 19時42分12秒
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