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カテゴリ:中国留学の思い出
~昨日からの続きです~
駅員から、乗車予定列車の到着が遅れていることや並ぶ列の場所を教えてもらって 無事乗車できると、次の課題は「補票=指定寝台席の購入」です。 販売所のある車両へ移動し、目的の硬臥=2等寝台を買おうとしたら乗務員は一言 「没有!」(無いよ) ところが、「無いって?」「どうする?」「本当かよ?」 みんなで作戦会議を開きかけると、後から来た中国人客が すんなりと2等寝台切符を買っていくではありませんか!? 有るじゃん! 当時はまだ外国人料金(もちろん中国人料金より高いです。留学生割引もありましたが。)の設定があって、 出来るだけ外国人からはお金をとろうという方針にのっとり? 2等寝台に空きがあっても、より値段の高い1等寝台を売ろうとする乗務員が数多くいました。 「あるなら売りなよ!」「まあまあ、煙草を1本。」(←煙草は必須アイテムでしたね。) 5人で緩急織り混ぜた対応をし、2等寝台切符を入手できて、その夜はやっとお休みです。 翌朝、西安駅に到着、降り立った駅前では 「兵馬俑!兵馬俑!」 朝もやの中、ツアーの客引きが世界遺産の名を連呼する声が あちこちから聞こえてきました。 「うちの宿に泊まらないか?」という客引きも大勢寄ってきます。 それらを振り切って駅近の「勝利飯店」にチェックイン、 (予約をしているわけではないのでそのへんのやり取りもありました。) 西安の見どころは郊外に多いので、 兵馬俑その他に行く外国人もOKのツアー(当時はホテル宿泊とかツアー参加など外国人不可のものがありました。)に申し込んで、 いよいよ出発です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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