|
カテゴリ:中国留学の思い出
石林は、木みたいに伸び立っている石が数多く並んで林のようになっている場所です。
昆明からはバスで数時間、 途中鍾乳洞などを見学してから到着する有名な観光地なんですが、 寒い季節はシーズンオフなもので、 人が少なっ… 宿泊する「石林賓館」内のレストランに入ったら、 私たちの他に客はいたのかどうか…?ガランとしてます。 従業員の話では 「シーズン中ならここで踊りなどのショーもやるんだけど。」 今やったら観客より出演者の方が多くなりそう…(^^ゞ 外に出て石の林散策を開始すると、 地元の少数民族のサニ族女性のグループが いつの間にか現われてぞろぞろあとにくっついてきました。 「ガイド、安いよ。」「ガイドいないと迷っちゃうよ。」 散策のガイドに雇えとの売り込みです。 これがサニちゃんとジョイフルランドってことか… こちらはJちゃんと私の2人なのに、 向こうは目の前にいるだけで6,7人、 遠巻きに見ている他グループも含めれば、何人になるんでしょう…? こんな大人数、もしガイドを雇うって言ったらみんなくっついて大名行列ってわけ?? もちろん断りましたが相手もなかなか引き下がりません。 しつこさに腹が立って少しきつい難しいことを日本語で言ったら、 今まで代表で交渉にあたっていた、 人当たりがよくいかにもサービス業向きサニちゃんは引っ込んで、 奥から愛想はイマイチだけどインテリ・語学堪能風サニちゃんが出てきました。 担当分けしてるなんて、なかなか人材豊富。(^^ゞ それをどうにか振り切って散策の続きです。 途中までは少ないながらも他の観光客もちらほら見えたのですが、 散策コースはいつの間にか石の林の迷路に。 ここはどこ~?まさかこのまま出られなくなって樹海ならぬ石海?で死体発見だなんてなったら…!? 助けを呼びたくなりましたが、サニちゃんに降参するみたいで悔しいから 必死で(Jちゃんは落ち着いていたかもしれませんが)歩きまわったら、 林の外枠に当たる道路に出られました。 助かった~ 夜のホテルは他に宿泊者が1組か2組ぐらいらしい静かな(寂しい?)環境でした。 夜更けに外に出たら、冷えて澄んだ空気の中、 電気などの人口的な明かりの一切無い、 それでもかすかに明るい景色が遠くまで広がっているのが見えました。 ずっと昔の人もこの景色を見たのかな…? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[中国留学の思い出] カテゴリの最新記事
|